4日放送、テレビ朝日「報道ステーション」では、サッカー元日本代表の中山雅史氏が、フランス代表のキリアン・エムバペにインタビュー。4年後のワールドカップ(W杯)での対戦を願った。
世界王者となったフランス代表でエースナンバーの10番を背負うエムバペ。中山氏はリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドと肩を並べる存在になったのではないかと称賛する。
だが、エムバペは「ノー、まだまだ」と苦笑。「彼らと比べるのはまだ早い。私の一歩先にいる選手たち。彼らは自分たちの存在で勝利を得ることができる」と、謙虚な姿勢を貫いた。
とはいえ、エムバペはロシアW杯のアルゼンチン戦で、時速32.4キロという圧倒的スピードで驚異のドリブル突破からPKを獲得し、世界の度肝を抜いた。このシーンについて、エムバペは「これが現代サッカー。自分の早さならPKになると思っていた」と振り返る。
中山氏は「スピードの中で選択肢を持っていて、そこを冷静に判断できる落ち着き」を称賛。一方で、トップスピードから正確なシュートを打ち抜くなど、技術も素晴らしいと賛辞を寄せた。
エムバペは「重要なのは自分がオールマイティーであること。速さ・技術・身体能力、すべてを兼ね備えています」とコメント。そのうえで「まだ身体が成長している段階なのでもっと速く走れる」「まだ伸びると確信している」と、さらなるスピードを身につけたいと意気込んだ。
今後について、「チームでも個人でもトロフィーを勝ち取りにいきます。すべてが思いどおりになったとしたら、自分はW杯の場にいる」と話したエムバペ。将来の選手像については、「自分の限界を超えたい。どこまでいけるのか試したい。これが自分の挑戦」と答えた。
W杯決勝での日本との対戦を望んだ中山氏に、エムバペは「4年後に期待しましょう。でも、僕はフランスが勝つことに賭けます」と笑顔。中山氏は握手をかわしてから「いや、日本です」と返した。
(引用元:livedoor news)
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