白井健三、世界体操で快挙も東京五輪は「まだまだ来てほしくない」

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8日、カナダ・モントリオールで行われた体操・世界選手権では、跳馬の種目別決勝に臨んだ白井健三が金メダルを獲得。個人総合の銅メダル、種目別床の金メダルに続く3つ目のメダルを手にした。

すると9日、テレビ朝日「報道ステーション」では、スポーツキャスター・松岡修造氏が現地で聞き手を務めた白井のインタビューを放送。得意の床や跳馬における金メダル獲得に加え、チャレンジしたばかりの個人総合でも結果を残した今大会を振り返った。

「快挙といっていいんじゃないですか」という松岡氏に、「これほど世界選手権で結果を気にせずに試合をしたことがないっていうくらい、床個人総合で自分の責任は果たし切ったと思っていた」と跳馬時の精神状態を明かした白井は、「最後は自分のために気持ちよく頑張ろうと思ったので。それくらい結果はあとでついてきたものでした」と続けた。

また、総合と種目別で結果を残し、松岡氏から「とんでもないところまでいっちゃいました」と話をふられても、「個人総合で金を獲った訳ではない」と気を引き締めた白井は、「今までだったら代表の中でついていくポジションだったところが、引っ張れるポジションになりつつあるので、そこは練習から『白井健三はこうなんだ』っていうところを今のジュニアの選手だったり、日本の未来の選手に伝えていきたい」と責任も口にした。

その他にも、迎える2020年の東京五輪について、松岡氏から「早く来いなのか、ちょっと待ってゆっくり行かせてってどっちでしょう?」と訊かれると、白井は「まだまだ来てほしくないです。もっともっと自分が強くなれると思うので、1秒でも長く強くなる時間が欲しい」と冷静な口調で語っている。

(引用元:livedoor news)

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