野村克也氏がプロの現状を一刀両断 「最低」「良い野球をする監督が一人もいない」

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9日放送、BS日テレ「深層NEWS」に、元プロ野球監督の野村克也氏が出演。現在のプロ野球について「最低」と苦言を呈した。

現役時代の実績に加え、指導者としても数々の名選手を育ててきた野村氏。南海ホークスでプレイイングマネジャーになった時も、この日番組に共演した江本孟紀氏をいきなり“再生”させた。

当時について、野村氏は「ストライクさえ放っておれば、オレがなんとかする」という「うぬぼれ」があったという。だが、江本氏は野村氏がこの時から「野球の勉強」に熱心だったと指摘。毎日3時間も勉強を求められ、「いざ実戦になったら任せておけばいい」状況だったと明かす。

「頭ばっかりで言われると、反発するところもある」とし、それが「頑張る一つの材料になる」と明かした江本氏は、野村氏によって求めるハードルの高さが上がったとコメント。それが有名な「ベンチがアホ」発言につながったと述べた。

では、日本野球界のレベルを上げてきた野村氏は、現状をどう見ているのだろうか。この質問に、野村氏は「最低」と一刀両断。「12人の監督がいますけど、『良い野球をするな』という監督は一人もいない」と切り捨てる。

野村氏は「プロなんだからもっと勉強しなさいよと言いたい人ばっかり。この監督は勉強になるという人は一人もいないから、私としては寂しい」と、プロ野球の今を嘆いた。

選手時代に話をして「野球をやっているな」と感心したのは、落合博満氏だそうだ。「ああ見えて結構頭使っていますよ」「良いところを見ていますよ」と、自身と同じく三冠王になった落合氏に賛辞を寄せる。だが、現役ではそういった選手を「あんまり見かけない」という。

江本氏から福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐はどうかと振られると、野村氏は「みんな天才ばっかりだね」「頭を使わない。親からもらったものでやっている」とコメント。才能・素質で野球をしているだけだと匂わせた。

「野球とは」という質問に答えられなければ「何を言ったってダメ」という野村氏は、「一球投げては休憩、一球投げては休憩。あれだけ間があるスポーツにほかにあるか。そこで考え、備える時間があるのが野球の一番の特徴。そこを理解しないと次に進めない」と続ける。

2020年の東京五輪について問われると、野村氏は「本物の野球をやってほしい。オリンピックですから」とコメント。「これが野球だっていうのを見せてほしい」と願った。

(引用元:livedoor news)