「木なのにキーン」長嶋一茂氏が明かした落合博満氏のバットの秘密

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12日、フジテレビ「ジャンクSPORTS」では、アスリートの実体験をもとにしたクイズを出題する「ジャンクQuiz SP」を放送。ゲストの一人で元プロ野球選手・長嶋一茂氏は、現役時代に落合博満氏へ弟子入りした際のエピソードからクイズを出題した。

その問題とは「当時一茂氏が行っていた、他の選手はやらない仕事とは?」というもの。答えは、落合氏のバット持ちだった。ヤクルトから巨人に移る1993年以前から落合氏のキャンプに参加していた一茂氏は、落合氏からバッティングを教わる中で師弟関係が生まれてくると、落合氏が巨人に移ってきた1994年からバット持ちをするようになったという。

「落合さんがジャイアンツに来られて一緒になって。『一茂、ジャイアンツってどうなの?』っていうところから始まって、まず最初に訊かれたのはバッティングピッチャーの話」と切り出した一茂氏は、「落合さんって普通のバッティングピッチャーのボールって打たないんですよ。山なりのボールを打つ。誰でも投げれるような時速70、80キロの山なりのボールを打つわけです」と話した。

そのため一茂氏は、移籍してきた落合氏から「それをちゃんと投げれる人は誰だ?」と質問を受けた他、「一茂、俺はバットを持たないからお前持て」などとバット持ちをするようになったという。

そんな落合氏のバットについて訊かれると、一茂氏は「僕も色んなバットを見ましたけど、全然違いますね」としみじみ。違いについては「材質ですね。芯のあたりを持ってヘッドのあたりを叩くと音がする。その音がダメなバットほどドーンという低い音がするんですけど落合さんのバットは木なのにキーンって音がする。金属音がする。それだけ木目が締まってていい材質だってこと」と続けた。

また番組MC・浜田雅功から「それは職人の人がそれを渡すってこと?」と訊かれると、一茂氏は「本当にいい材質のものって多分、ほとんどジャイアンツにきてる。11球団の選手には悪いけど一番いい材質のものはジャイアンツにきます、当時」と推測し他のゲストらを驚かせた。

(引用元:livedoor news)

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