「どうしたらそういう人達が黙るのか」井上尚弥の強すぎるが故の悩み

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29日、フジテレビ「ジャンクSPORTS」では「世界で戦うアスリートSP」として、プロボクシングWBA世界バンタム級王者・井上尚弥がゲスト出演。16戦16勝14KOを誇る日本の絶対王者が、強すぎるが故の悩みを吐露した。

今年5月、WBA世界バンタム級王者ジェームス・マクドネルを驚きの1R1分52秒で仕留め、3階級制覇を成し遂げた井上は、「始まる前は(余裕は)全くなかったですよ。ただ始まって30秒くらい。相手の左ジャブとか受けながら、これ以上のものはないなと思って(仕留めに)行ってみよう」などとあっけらかんと振り返った。

そんな井上は強すぎて悩んでいることを明かす。「区切りの試合でいい勝ち方ができて、(対戦する)チャンピオンが弱いんじゃないかとか、井上はまだ試されてないとか。どうしたらそういう人達が黙るのかなとか。自分でちょっと考えちゃう」と話すと、真の世界王者を決める4団体統一トーナメント「WBSS」に向け、「日本人で初出場できるというところを誇りに思って、絶対優勝できるように」と意気込んだ。

だが、昨年アメリカで試合をした井上は、現地の記者から「卵も割れないような少年」と揶揄されるも、「割ってやりますよ」と応答したものの、ウィットに富む返答ができず滑ってしまったという。この時のことに触れると、「減量中で口もパサパサして脳も回らなくて声出ないし」と釈明した井上、今秋のWBSSでは強さとパフォーマンスの両面で周囲を納得させることができるのか。

(引用元:livedoor news)

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