長谷部誠がかなわなかったライバルは今…20年ぶりの再会に「そんなキャラじゃない」

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17日放送、テレビ東京「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」では、サッカー日本代表の長谷部誠が少年時代にかなわなかったライバルを追った。

長谷部のライバルだったのは、小学校・中学校で一緒にサッカーをやった1学年上の先輩・足木貴彦さん。俊足ドリブラーでアンダー世代の日本代表候補だった。長谷部は「こういう人がプロになるんだろうなっていう感覚で見ていた」という。

当時について、長谷部は「やんちゃもいいところ」の足木さんが「正直結構怖かった」とコメント。一緒にプレーしていていも、よく怒られていたと明かした。

だが、名門・静岡学園高校に進学した足木さんの卒業後について、長谷部は一切知らなかったという。「実家がラーメン屋」という長谷部の証言を頼りに、番組は冷凍マグロの卸と加工をする会社で主任を務める足木さんを探し出す。

日本代表主将がかなわなかったほどの男は、なぜプロサッカー選手にならなかったのか。足木さんは、高校時代に「一番大きな挫折」を味わったと明かした。厳しい競争で試合に出られず苦悩する日々が続き、ふてくされ、練習にも身が入らなかったという。

足木さんは「本当に幼かったなという考え方しかない」とコメント。「もっと一生懸命サッカーをやれていたら、今の人生変わっていたのかなっていつも思っています」と後悔を隠さなかった。

高校卒業のころにはサッカーが嫌いになっていたという足木さんだが、長谷部を見て「自分の考え方を見直したほうがいいんじゃないか」と心機一転。「頑張っている姿を見て、自分もまたサッカーをやりたいと思えた」という。

「誠がそういう目線で僕のことを見ているなんて初めて知ったんで、ちょっとびっくり」と驚いた足木さんは、後輩に会いにドイツに向かった。20年ぶりに再会した長谷部は「丸くなった」と、足木さんの変化に驚く。

静岡から出たことがなく、ドイツに行くにも「怖かった」という足木さんに、長谷部は「そんなキャラじゃないじゃないですか」「怖いとか逆に聞きたくない」とコメント。中学時代からイメージが「180度変わっている」と笑った。

プロになり、ドイツでプレーしている自分をどう思うのか。長谷部の問いに、足木さんは「後輩だけど誇りに思うし、本当に頑張ってほしいと心から思う」とエール。「そんなこと言うイメージない」とまた笑った長谷部だが、「昔一緒にやっていた人たちに応援してもらうのも自分の活力になりますし、ぜひ観てください」と、ワールドカップに向けて意気込んだ。

(引用元:livedoor news)

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