「絶対に育成主義じゃないと」 桑田真澄氏が学生スポーツの指導法に見解

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アメリカンフットボールの定期戦で行われた日本大学選手による悪質な反則タックル問題では、宮川泰介選手が潔い謝罪と詳細な経緯を述べた一方、内田正人前監督と井上奨前コーチは「解釈のズレ」などを理由に反則指示を否定。日大側は、第三者委員会を設置して調査するとしているが、行き過ぎた指導法に批判は免れない。

すると27日放送、NHK「サンデースポーツ」では、野球評論家・桑田真澄氏がゲスト出演。今回の問題を踏まえ、「スポーツにあるべき”厳しさ”」をテーマに学生スポーツの指導法について見解を述べた。

「グラウンドに行って殴られない日はない。罵声浴びせられるのは当たり前。水飲んじゃいけない時代で。それが強くなる。勝つために必要だと。それが正しいと思われていた」
自身の学生時代に受けた指導法をこう説明した桑田氏は、「で、野球が楽しくなくなった」とキッパリ。「スポーツはやっぱり自ら進んで楽しむものじゃないとダメ」などと付け加えた。

また、甲子園で優勝するチームが1校しかないことを例に挙げ、「ほとんどの人が敗者になります」と前置きした桑田氏は、「勝つことだけが楽しくてスポーツなのかといったらそうじゃない」と語った上で、「頑張ったり、努力したり。皆と助け合ってやろうと思うのは勝利に向かう、目的に向かうプロセスが楽しいからこそ。この間に自分を成長することができるからこそ皆スポーツを一生懸命やる」と持論を展開した。

さらに「一番弊害になるのが勝利至上主義」と断言した桑田氏は、「絶対に育成主義じゃないとダメなんです」とも。その上で同氏は、日大・宮川泰介選手に、「ちゃんと学校に行って勉強して。アメリカンフットボールができないのであれば、何か他のスポーツをやってみるとか。とにかくこの一件を、この出来事をプラスに変えて一回りでも二回りでも成長した宮川君を見たい」とエールを送りつつ、「それをサポートする、応援するのが我々大人の役目」と強調することも忘れなかった。

(引用元:livedoor news)

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