野村克也氏、松坂大輔に「球が遅い」と苦言を呈しつつエール 「まだまだやれる」

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13日放送、TBS「S☆1」では、元プロ野球監督の野村克也氏が、中日ドラゴンズの松坂大輔の投球を「ぼやき解説」。2勝目を目指してマウンドに臨んだ松坂を見守った。

先月、4241日ぶりとなる日本球界での白星をあげた松坂。自身も45歳までプレーした野村氏は、「37、8歳くらいから年齢を感じるようになった」と明かしたうえで「現役にこだわる、さすがのプロ意識だ」と、松坂に期待を寄せた。

だが、プロデビューと初勝利を飾った思い出の地、東京ドームに戻ってきた松坂は、初回から苦しむ。先頭打者・坂本勇人に初球のストレートで出塁を許すと、野村氏は「簡単にストライクを取りに行った」「勝負に行っていないから、打ちごろの球になっちゃう」と不安視する。

すると、2番の吉川尚輝にはカットボールを打たれ、プロ1号となる先制2ランを許す。わずか3球で2失点を喫し、思わず「ハハハハ」と笑った野村氏は「遅いんだね、球が」とコメント。「(バッターから見て)ちょうど手ごろなスピードで、全然楽に打っている」と、松坂の投球を一刀両断した。

全盛期と比べ、松坂の投球は何が違うのか。野村氏は腕の振りを指摘する。かつては投球後の右腕が左脇の下に入っており、これが「腕が振れている証拠」だった。だが、今は「腕が自由に動かないから、ボールに伸びがない」という。

松坂の球威不足が否めず、野村氏は「バッターが崩れないもんな、上から目線で見られている」と指摘。「アマチュアのピッチャーがみんな自信を持つだろうな。『オレのほうが速いな』って」と、厳しいコメントをつきつけた。

「これもたないよね。ひどいことになるもんだね。かつての豪腕ピッチャーが」と、辛らつな言葉を続けた野村氏だが、松坂が2回を無失点に抑えると「野球って不思議で、打てそうで打てない」とコメント。「これならいつでも打てるわ、そういう油断を誘うようなピッチング」と評した。

松坂は3回、右ふくらはぎの強い張りを訴え、41球で無念の降板。12年ぶりの東京ドームでの試合は悔しい結果に終わった。だが、野村氏は「かつての18歳のころのスピードが戻らなくても、それまでの長い間の経験がピッチングに生きてくる」と強調する。

野村氏は「どういう球を投げれば凡打に打ち取れるか、みんな分かっているはずだ。そういう経験からくる知識を生かせば、まだまだやれる」と、最後は松坂にエールを送った。

(引用元:livedoor news)

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