「1番言い聞かせているのは僕に」成田緑夢が明かす人生訓

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19日、テレビ朝日「報道ステーション」では、平昌パラリンピック・スノーボード男子バンクドスラローム(下肢障がい)で金メダルを獲得した成田緑夢のインタビューを放送。スポーツキャスター・松岡修造氏が聞き手となり、成田の滑りや内に秘めた想いを尋ねた。

3本滑ってそのベストタイムを競うバンクドスラロームにおいて、1本目、2本目、3本目とタイムを更新した成田。松岡氏から「2本目、3本目って攻め方を変えたんですか?」と聞かれると、「板のセッティングも攻め方も変えました。攻め方を変えたのは3本目ですね。3本目の5ターン目」と具体的に説明。5ターン目については、Uターンのイメージから転倒するリスクを承知の上でVターンのイメージで果敢にコーナーを攻めたという。

また、成田は「障がいを持ってる人、怪我をして引退を迫られている人、一般の人に夢や感動、希望、勇気を与える素敵なスポーツアスリートになりたいという夢にはゴールがないんですよ」と自身の目標を語る。さらに「『目の前の一歩に全力で』というフレーズが好きで、そのワードをみんなと共有しているつもりなんです。でも、1番言い聞かせているのは僕に、なんです」と彼の人生訓ともいえる言葉を明かした。

その上で「2013年に怪我をしたんですけど、スポーツもオリンピックも何もかも全てできないですっていわれた」と切り出した成田は、「でも今こうやって歩けるし、パラリンピックで金メダルを獲れている。事実です。それをいわれたのも事実だし、今こうやって日常生活できているのも事実だし、スノーボードできているのも事実なんですよ。未来にフォーカスを置かず目の前の一歩のリハビリ、目の前の一歩のトレーニング、目の前の一歩、今の1分に全力を注いだからこの金メダルが獲れたんじゃないか」と力説した。

(引用元:livedoor news)

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