「勝ちよりも究極」 小平奈緒、″求道者発言″を説明

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20日、NHK「ニュースウォッチ9」では、平昌五輪スピードスケート女子500メートル金メダリスト・小平奈緒が生出演。

「率直に夢にしていたことなので、それが叶って嬉しいという気持ちです」と金メダル獲得の喜びを語ると、500メートル決勝において最後まで滑り切ったシーンを「かなり集中していて本当にゴールの先までしっかり滑り切れたんじゃないかなと思います。ゴールを目標にしてしまうとどこかに力が抜けてしまうので本当に突き抜けるような感じで滑りました」と話した。

また、大舞台で実力が発揮できることについては、「絶対的な実力がないと確実に金メダルは獲れないので。ただ今まで皆さんに支えていただいたことが、私がこうやって強く歩み続けられた理由だと思うので、それが全部レースに出ていた」という小平。ソチ五輪出場時との違いを「実力が足りないのは自分でもわかっていながら、やはり周りの期待に応えなければならないというのがあったので、どこか息苦しさがあったんじゃないか」と分析した。

その他にも、タイムを争う競技が故、「順位というのは自分ではコントロールできないものなので考えても仕方のないことだと思ってからは、もっともっと自分自身にフォーカスして考えられるようになりました」と悟った様子で語った小平は、競技終了後の会見で「自分は求道者」と発言したことについても「究極の滑りを目指して、その滑りをするために追い求めていく」とキッパリ。「勝ちたいということとは違うんですか?」と聞かれても、「勝ちたいということよりも、もっと究極な気がします」と説明した。

(引用元:livedoor news)

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