とてつもない「スーパーチャレンジ」を発表した楽天。その未来を探る |
既報通り、先週モバイル・IT業界関連を震撼させたニュースと言えば、楽天の移動体通信事業者(MNO)参入発表を差し置いて他にないでしょう。筆者は今週分のコラムを書き終えて次の取材へ向かっていたところでこの一報を聞き、びっくり仰天しつつも「ああ、やっぱり何か画策していたか」という想いにも駆られました。
というのも先日取材を行った楽天モバイルの事業概況説明会の席上で、楽天 執行役員 楽天モバイル事業の大尾嘉宏人氏の表情はどこか硬く、質疑応答の場でも黒字化についての問答に強い口調で明言を避けるなど、どこか「ん?これは年明けにでも何か動くのか?」と思わせるところがあったためですが、まさか年内に発表があるとは予想もしていませんでした。
感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singurality」。今回は予定を変更し、楽天および楽天モバイルが見据える未来とその戦略について考察します。
記者の勘……などと言えば胡散臭くなるが、こういった場で表情や口調から何かを感じることは多々ある
■なぜ今、MNOなのか
(引用元:livedoor news)
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