国内投入にも期待が高まる最新プレミアムスマホ「HTC U11+」などがお披露目されたイベントの様子を紹介! |
台湾HTCの日本法人であるHTC NIPPONが1日、都内にてファンなど向けに『HTCの最新スマートフォン「HTC U11 life」「HTC U11+」国内初のタッチ&トライイベント』を開催しました。
グローバル向けの最新スマートフォン(スマホ)「HTC U11+」(国内未発表)やY!mobile(ワイモバイル)向けに「Android One X2」として発売される「HTC U11 life」の国内初のタッチ&トライができるとして募集していたもの。
また別途実施していた「クリスマスキャンペーン」でちょうど目標の同社の公式Twitterアカウント( @HTCJapan )が2万フォロワーを超え、フラグシップモデルとしてauやソフトバンクから販売中の「HTC U11」のSIMフリー版の日本発売が直前に決定するなど、HTCファンにとっては充実したイベントとなりました。
筆者も同イベントに参加してきたので、今回は主にプレゼンテーションの様子を中心にご紹介します。なお、HTC U11+とAndroid One X2については別途の記事において詳細なレビューをお届けする予定なので、そちらもお楽しみに。
クリスマスに扮した格好で登場したHTC NIPPON社長の児島 全克氏
まずはじめにHTC NIPPON代表取締役社長の児島全克氏がクリスマスキャンペーンに合わせてサンタクロースに扮してサンタ帽をかぶって登場し、前述通り、クリスマスキャンペーンの目標としていた「公式Twitterアカウントの2万フォロワーをイベント直前に達成したことを報告しました。
HTC U11のSIMフリー版の国内販売がアナウンスされた
発売が決まったHTC U11のソーラーレッドは見る角度で色が変わって美しい
それに伴って、すでにauやソフトバンクから販売しているフラグシップスマホのHTC U11をSIMフリー版として日本国内に投入することを正式に発表しました。
発売は2018年1月から2月を予定し、カラーバリエーションはグローバル版にはあったものの、auやソフトバンク向けモデルでは投入されなかった新色「ソーラーレッド」の1色展開。
さらにキャンペーンでまずは5名、加えてイベントで新たに2万5千を突破したら5台増台(合計10台)、3万突破でさらに10台増台(合計20台)の同製品をプレゼントするとのことで、こちらも要チェックです。
HTC U11シリーズの立ち位置は明確になっている
続いて、HTC U11+とHTC U11 lifeの説明に移り、グローバル市場においてHTC U11をベースにして性能を拡充したHTC U11+と、基本性能を受け継いで価格が抑えられているHTC U11 life(Android One X2のベースモデル)の2機種を加えて展開することで、より多くの顧客のニーズに応えるとしています。
販売中のHTC U11にもビッグなニュースが!
さらにHTC U11においても音声アシスタントとして現状「Googleアシスタント」のみが搭載されていますが、12月末より新たに「Amazon Alexa」(HTC Alexa)が使用可能になるというビッグニュースが発表されました。日本で発売されるスマホとしては初の搭載となり、複数の音声アシスタントを利用可能な機種となります。
ワイモバイルから発売されるAndroid One X2
Android One X2の主要なスペック
Android One X2のワイモバイル契約時の価格設定
HTC U11 lifeをベースモデルとするAndroid One X2は、チップセット(SoC)に「Snapdragon 630」プロセッサーを搭載し、4GB内蔵メモリー(RAM)と64GB内蔵ストレージを搭載する防水・防塵性能に対応したミドルレンジ帯のモデル。
HTC U11のDNAを引き継ぎながらも価格を抑えられている点が特徴で、日本向けはおサイフケータイ(FeliCa)にも対応。カラーバリエーションは「サファイアブルー」と「アイスホワイト」の2色展開となります。
細部を見るとコストカットが見て取れるが、高級感は損なわれていない印象
細部を見てみると、HTC U11・U11+ではガラス素材を用いているのに対して、Android One X2やHTC U11 lifeでは樹脂製の素材に変更しており、所々でコストカットを図っている印象は受けます。
しかしながら、樹脂でもガラスのように見えるような加工がしてあるとのことで、全体的な加工精度や質感などは良好で、安っぽさは感じません。
樹脂素材を採用することで、ガラス素材を採用したU11やU11+を比較して傷が付きやすい弱点も存在しますが、ケースなどでも対策が可能なので人によっては余り気にならないのかもしれません。
台湾本社のデザイン部門担当者のJohnson Chiang(ジョンソン・チャン)氏も登壇
背面に採用されたガラス素材の加工工程