京セラ、高耐久SIMフリースマホ「DuraForce PRO 2」を日本で発表！防水・防塵やMIL準拠の16項目の耐性能…

2020年8月28日

SIMフリータフネススマホ「Kyocera DuraForce PRO 2」が日本で発売！

京セラは27日、米国で展開する高耐久スマートフォン（スマホ）「DuraForce PRO 2（デュラフォースプロツー）」（型番：E6921）を日本市場で発売すると発表しています。発売時期は9月上旬を予定。

米国国防総省が定める耐久試験「MIL-STD-810G」の16項目と防水（IPX5・IPX8）および防塵（IP6X）の各試験をクリアしたタフネスモデルで、工事現場などでも安心・安全に利用できるとのこと。

SIMフリーモデルとして販売され、主に法人向けとなっていますが、量販店などでも販売される予定で、価格はオープンとなっており、法人向けには相対価格となりますが、量販店などでは市場想定価格が税抜6万円前後となる見込みだということです。

DuraForce PRO 2は京セラが米国で展開しているタフネススマホ「DuraForce」シリーズの最新モデルで、防水や防塵に加えて衝撃・落下、風雨、浸漬、粉塵、振動、太陽光照射、湿度、高温・低温、温度衝撃、低圧、塩水噴霧、氷・低温雨などの16項目の耐久性能を備えたミッドレンジスマホです。

また泡ハンドソープや泡ボディソープ、アルコールによる手入れにも対応。なお、泡ハンドソープや泡ボディソープを用いた手入れでは柔らかい布に泡を付けて拭き取った後に泡が完全になくなるまですすぎ、水滴を残さないようにしっかり拭いて乾燥するよう案内しています。

さらに開口部に泡ハンドソープなどが入り込まないように注意する必要があるとのこと。アルコールについても柔らかい布にイソプロピルアルコール（99.7%以下）またはエタノール（99.5%以下）を少量含ませて本体を拭き取ります。

本体右側面に指紋センサーを搭載し、片手でサッとセキュリティを解除でき、現場に置きっぱなしにするケースでも生体認証なら安心だとのこと。また側面には「ダイレクトボタン」も搭載し、トランシーバー機能のオン・オフやアプリ起動などが即時に操作可能です。

グローブのままでも濡れた手でも操作可能な「グローブタッチ」や「ウェットタッチ」に対応し、グローブの取り外しや水滴の拭き取りをしなくてもそのまま作業を続けられます。その他、服薬管理や複数患者のリハビリスケジュールの一括管理アプリなどにも対応しているということです。

さらに最大106dBの大音量フロントデュアルスピーカーを搭載しているため、工事現場など周囲の環境音が大きい現場でもしっかり聞こえ、最新のノイズ低減機能を搭載しているため、屋外や騒音の激しい作業場でもハンズフリー通話が可能です。サイズは約150.2×73.4×13.6mm、質量は約235g、本体カラーはブラックの1色のみ。

主な仕様は切り欠きのないアスペクト9：16の約5.0インチFHD（1080×1920ドット）TFT液晶ディスプレイやQualcomm製チップセット（SoC）「Snapdragon 630」、4GB内蔵メモリー（RAM）、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット（最大512GB）、nanoSIMカード（4FF）スロット、3240mAhバッテリー、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、Android 10など。

またワイヤレス充電（Qi）にも対応し、連続通話時間は約1260分、連続待受時間は約340時間、充電時間は約160分（ACアダプター「AD04KC」使用時）。なお、AD04KCは同梱されています。カメラは背面に約1300万画素CMOS／広角レンズと約800万画素CMOS／超広角レンズのデュアルリアカメラ、前面に約500万画素CMOS／広角レンズのシングルフロントカメラを搭載。

通信面ではIEEE802.11a／b／g／n／ac準拠（2.4および5.xGHz）やIEEE802.11k／r準拠の無線LAN（Wi-Fi）およびBluetooth 5.0、NFC Type A／B、位置情報取得（A-GNSS・GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou・QZSS）に対応し、携帯電話ネットワーク（4G・3G・2G）の対応周波数帯は以下の通り。なお、京セラでは日本においてはNTTドコモ網に対応しているとしています。