新フォルダブルスマホ「HUAWEI Mate Xs」が登場!P40シリーズは3月26日に発表へ |
Huawei Technologies(以下、ファーウェイ)は24日(現地時間)、発表会「Huawei Consumer Business Product and Strategy Virtual Launch」を開催し、新たにフォルダブルスマートフォン(スマホ)「HUAWEI Mate Xs」やタブレット「HUAWEI MatePad Pro 5G」、ノートパソコン「HUAWEI MateBook X Pro」、「HUAWEI MateBook D 14」、「HUAWEI Matebook D 15」、ホームルーター「HUAWEI WiFi AX3」、「HUAWEI 5G CPE Pro 2」などを発表しています。
HUAWEI Mate Xsは昨年10月に開発が表明されていましたが、正式に発表されて中国だけでなくグローバル向けに2020年3月から発売することが明らかにされました。価格はスペインを含む欧州では2,499ユーロ(約300,000円)となるということです。
また発表会の最後には次期フラッグシップスマホ「HUAWEI P40」シリーズをフランス・パリにて現地時間(CET)の2020年3月26日(木)に発表することが予告されました。発表会に登壇した同社Consumer Business Group CEOのRichard Yu氏は「最もパワフルでフレキシブルな5G対応スマホ『P40』シリーズを発表する」と語って締めくくりました。
HUAWEI Mate Xsを紹介するRichard Yu氏
HUAWEI Mate Xsは同社のフォルダブルスマホ第1弾「HUAWEI Mate X」の後継機種で、同様に外折りで折り畳める約8.0インチ2480×2200ドット有機EL(OLED)を搭載し、折り畳むと表にメインの約6.6インチ1148×2480ドット、裏にサブの約6.38インチ892×2480ドットのディスプレイとなります。
内蔵メモリー(RAM)は8GB、内蔵ストレージは512GB、外部ストレージはNM SD Cardカードスロット(最大256GB)となっており、バッテリー容量は4500mAhで、容量が2250mAhの2つの電池パックからなるとのこと。サイズは開いた状態で約161.3×146.2×5.4mm(最厚部11mm)、折り畳んだ状態で約161.3×78.5×11mm、質量は約300g、本体カラーはInterstellar blueの1色のみ。
外部接続・充電端子はUSB Type-C(USB 3.1 GEN1)で、充電は有線で急速充電「HUAWEI SuperCharge」(55W)に対応し、3.5mmイヤホンマイク端子は非搭載。生体認証は側面に指紋センサーを搭載。OSはAndroid 10ベースの独自ユーザーインターフェース(UI)「EMUI 10.0.1」をプリインストール。
また新たにチップセット(SoC)はHUAWEI Mate Xの「Kirin 980」と5Gモデムチップ「Balong 5000」から5Gモデムチップを統合した「Kirin 990」に変更され、5GはNSAおよびSAをサポートし、対応周波数帯はn79およびn78、n77、n41、n38、n28、n3、n1と8つに対応しているとのこと。
なお、当初はn41とn78のみに対応しており、発売後にその他の周波数帯にはソフトウェア更新によって対応するとのこと。さらに携帯電話ネットワークは5G以外にも4Gや3G、2Gにも対応し、SIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズが2つで、片方はNMカードと共用となります。対応周波数帯は以下の通り。
Primary SIM card:
5G NR: N38 / N41 (2515 ~ 2690 MHz) / N77 / N78 / N79 / N1 / N3 / N28(TX: 703 – 733 MHz,RX: 758 – 788 MHz)
4G FDD LTE: Bands 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 32
4G TDD LTE: Bands 34 / 38 / 39 / 40 / 41
3G WCDMA: Bands 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
2G GSM: Bands 2 / 3 / 5 / 8 (850 / 900 / 1800 / 1900 MHz)Secondary SIM card:
4G FDD LTE: Bands 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28
4G TDD LTE: Bands 34 / 38 / 39 / 40 / 41
3G WCDMA: Bands 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
2G GSM: Bands 2 / 3 / 5 / 8 (850 / 900 / 1800 / 1900 MHz)
またKirin 990はクアッドCPU(2.86GHz Cortex-A76コア×2+2.36GHz Cortex-A76コア×2+1.95GHz Cortex-A55コア×4)や16コアのARM Mali-G76 GPU、AI(人工知能)の処理のためのヴィンチアーキテクチャーによる専用プロセッサー「デュアルBigコア+TinyコアNPU」、新開発の画像処理プロセッサー「ISP 5.0」を内蔵し、CPUで23%、GPUで39%、NPUで460%高速化。
カメラは背面のリアカメラがLeicaクアッドカメラで、SuperSensing Triple Cameraで、1/1.7型の約4000万画素RYYBカラーCMOS/広角レンズ(F1.8・27mm)と約1600万画素CMOS/超広角レンズ(F2.2・17mm)、約800万画素CMOS/望遠レンズ(F2.4・80mm)、3D深度測定用カメラとなっており、望遠カメラは光学手ブレ補正(OIS)に対応。フロントカメラは折り畳んだ状態でリアカメラが兼ねるとのこと。
その他、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)およびBluetooth 5.0、NFC Type A/Bに対応し、位置情報取得はA-GPS(L1+L5)およびGLONASS、BeiDou、Galileo(E1+E5a)、QZSS(L1+L5)、センセー類はジャイロ・コンパス・近接・重力・ホール・環境光・気圧・色温度を搭載。なお、赤外線(IR)リモコンにも対応。
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(引用元:livedoor news)