デカくて強い!?QWERTYキーボード搭載のタフネススマホ「Unihertz Titan」がようやく到着!まずは外観…

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一般向け販売も決定した噂のタフネススマホ「Unihertz Titan」を入手!こいつぁ、ごっついぜッ


既報通り、中国・上海のベンチャーメーカーであるUnihertzが2019年7月にクラウドファンディング「Kickstarter」で発表したQWERTYキーボード搭載のAndroidスマートフォン(スマホ)「Unihertz Titan」の一般販売を実施すると案内し、現在事前予約受付を実施しています。

それに先立つ形で、クラウドファンディングに出資した人には昨年末から順次、リワード(特典)としてUnihertz Titanが発送されており、クラウドファンディングに参加していた筆者にもようやく約1ヶ月遅れながら到着しました。

そこで出遅れはしましたが、Unihertz Titanの実機をさっそく使いまわしていますので、数回に分けてレビューをお送りしたいと思います。初回となる本記事ではまずはUnihertz Titanの外観や同梱物などを紹介していこうと思います。

【Unihertz Titan個装箱を開封!同梱物はどんな感じ?】


Unihertz Titanの個装箱(画像=左)と内容物すべて取り出して並べたところ(画像=右)

Unihertz Titanの個装箱はボール紙製の非常にシンプルなデザインです。紙製の個装箱ですが、Unihertz Titan本体が重量級の製品のためか厚紙を使った非常にがっちりとしたものとなっています。

内容物としてはUnihertz Titan本体のほか、USB充電器やステレオイヤホンマイク、USB Type-Cケーブル、SIMピン、マニュアル類、ディスプレイ保護フィルムが入っていました。なお、Unihertz Titan本体にはディスプレイ保護フィルムがあらかじめ貼られているため、付属のディスプレイ保護フィルムは「交換用」ということになります。

また通常の付属品ではないのですが、KickStarterにて今回のUnihertz Titanと過去のクラウドファンディングで同社の前機種「Unihertz Atom」の両方に出資したバッカーへの特典として特製のディスプレイ付きUSBケーブル「uCable」がプレゼントされます。筆者も両方のバッカーだったのでありがたくプレゼントも同梱されていました。


Unihertz TitanとUnihertz Atomの両方のバッカー向け特典「uCable」

uCableはUSB Type-C端子側に小さな画面のあるUSBケーブルで、Unihertz TitanおよびUnihertz Atomに接続した際、ケーブルのディスプレイに端末のバッテリー容量や充電電圧、さらに未応答の通知などが表示されます。

なお、両機種以外のスマホやタブレットなどでもuCableは利用可能ですが、その場合ディスプレイには充電電圧と電流のみ表示されます。


Unihertz Titan・Atomともに設定に「uケーブル」の項目があり、表示項目の設定が可能

【Unihertz Titanの外観をチェックする】


Unihertz Titanの表面(画像=左)と背面(画像=右)

Unihertz Titanはディスプレイ面にパソコン(PC)のキーボードと同じQWERTY配列の物理キーボードを搭載したストレートタイプのAndroidスマホです。同社ではこのタイプでは人気機種だったBlackBerry OS搭載の「BlackBerry Passport」をオマージュしたとします。

ストレートタイプのQWERTYキーボード搭載スマホと言えば、俗に“「BlackBerry」タイプ”と言うほどにBlackBerryがメジャーですが、ディスプレイがほぼ正方形ということもあってか、その形状は確かにBlackBerry Passportに酷似しています。

ただし、BlackBerry Passportと異なり、大きな特徴としてはこのQWERTYキーボードの物理キーを搭載しつつ、前機種のUnihertz Atomと同様に防水・防塵(IP67)や耐衝撃(MIL-STD-810)に対応し、さらに大容量6000mAhバッテリーを搭載した「タフネスボディ」である点でしょう。このため、サイズ感やデザインなどはだいぶ違っています。


左から「BlackBerry KEY2 LE」(TCL Communication製)および「Unihertz Titan」、「BlackBerry Passport」

外形としては高さ153.6mm×横幅92.5mm×厚さ16.65mm、本体重量は約303g。正面側には約4.6インチ1430×1438ドット(ほぼ正方形なため画面解像度は分類できないものの、UXGAが近い)のディスプレイがあり、その下にはQWERTYキーボードが配置されています。

また物理キーにはアプリキーやバックキーも用意されており、さらに指紋認証センサーが内蔵されているホームキーも搭載され、ディスプレイの上には約800万画素CMOSフロントカメラ、近接センサー、照度センサーなどが配置されています。


タッチセンサーと指紋認証センサーを一体化したホームキーとキーボード

また本体設定の「スクロールアシスト」の設定をオンにすることにより、QWERTYキーボードをトラックパッドのように使うことが可能で、キーボード部に指を滑らせるだけで画面のスクロールなどを行うことができます。

これはBlackBerry PassportやBlackBerryシリーズで初のAndroidを搭載したスマホ「BlackBerry PRIV」にも同様の機能が搭載されており、画面を指で覆うことなく、ブラウジングやSNSのタイムラインの閲覧ができるようになります。

背面には約1600万画素CMOSリアカメラと撮影用フラッシュライト、外部スピーカー(ステレオ)が配置されています。天面側は3.5mmイヤホンマイク端子、底面側には充電・データ接続用のUSB Type-C端子が配置されています。


カメラはシングル仕様のオーソドックスなもの

Unihertz Titanの天面(画像=左)と底面(画像=右)

Unihertz Titanの左右側面(左=左側面、右=右側面)

左側面にはnanoSIMカード(4FF)およびmicroSDXCカードスロットとプログラマブルキー(ユーザーが自由に機能を割り当て可能な赤いキー)があります。なお、デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応していますが、片方のSIMカードスロットはSIMカードとmicroSDカードとの排他設計になっているため、SIMカードを2枚使用する場合は外部ストレージカードが利用できません。


SIMカードスロットを取り出したところ。

基本スペックとしてはチップセット(SoC)にMediaTek製のミドルクラス向け「Helio P60」(2GHzオクタコアCPU)、内蔵メモリー(RAM)に6GB、内蔵ストレージに128GBを搭載。また充電はワイヤレス充電(Qi)にも対応しています。

ネットワークはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)やBLuetooth 4.1、4G(LTE方式)や3G(W-CDMA・CDMA 2000・TD-SCDMA方式)、2G(GSM方式)に対応した携帯電話ネットワークで対応周波数帯は以下の通り。

FDD/TDD LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/34/38/39/40/41/66

W-CDMA: Band1/2/4/5/6/8/19
TD-SCDMA: B34/39
CDMA 2000: BC0,BC1

GSM: Band 2/3/5/8

というわけで、駆け足気味にでしたが、同梱品と外観の紹介をお送りいたしました。次回はプリインストールアプリやベンチマークの結果などを紹介する予定です。UnihertzではUnihertz Atomやさらに前の「Unihertz Jelly Pro」をAmazon.co.jpなどでも販売しているので、Unihertz Titanもそうしたより手に入りやすい場所で販売されるのを期待したいところです。

記事執筆:河童丸

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(引用元:livedoor news)

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