iOS 13の正式版が提供開始!iPhone 6s以降やiPod touch(第7世代)で無料アップデート可能。ダークモー…

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AppleがiPhoneなど向け最新バージョン「iOS 13」をリリース!


既報通り、Apple(アップル)は19日(現地時間)、同社のスマートフォン「iPhone」シリーズおよびポータブルミュージックプレイヤー「iPod touch」シリーズ向けのプラットフォーム「iOS」の最新バージョン「iOS 13(17A577)」へのアップデートを提供開始したとお知らせしています。

アップデートは各製品ともに本体のみでネットワーク経由によるOTA(On-The-Air)でダウンロードして行え、やり方としては「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行えるほか、WindowsおよびMacのパソコン(PC)を用いて各製品をUSB-Lightningケーブルで接続してiTunesによっても行えます。なお、iOS 13よりタブレット「iPad」シリーズは新たに別の「iPadOS」に分岐し、現地時間9月30日(日本時間10月1日)より配信開始される予定です。

対応機種は既存のiOS 12とは異なり、iOS 13では「iPhone 5s」および「iPhone 6」、「iPhone 6 Plus」、「iPod touch(第6世代)」が対象外となり、「iPhone 6s」シリーズや「iPhone SE」以降のiPhoneシリーズおよび「iPod touch(第7世代)」で12機種でそれぞれ無料でダウンロードしてアップデートすることが可能です。

また同時に発表されて本日9月20日に発売される新しいスマホ「iPhone 11」および「iPhone 11 Pro」、「iPhone 11 Pro Max」にはiOS 13がそれぞれプリインストールされていて購入時から利用可能。なお、アップデートに向けてバックアップをしっかりと取っておくことをオススメするほか、いくつかのアプリでは動作確認が取れるまでアップデートを待つように案内しています。

iOS 13ではiPhoneやiPod touch向けの最新プラットフォームで、従来の「iOS 12」よりもさらにパフォーマンスと安定性を改善しており、顔認証「Face ID」が30%高速化されるほか、アプリ起動が最大2倍に高速化されるほか、アプリ配信マーケット「App Store」からのダウンロードサイズが50%小さくなり、アプリのアップデートも60%小さくなります。

また新機能として暗い色をベースにした「ダークモード」が導入され、メッセージやメール、カレンダー、リマインダー、ノートなどの基本的なアプリに加え、キーボードなどもきちんと対応。なお、キーボードは英語入力でもスワイプ入力が追加され、メールに文字装飾、ノートにギャラリビュー、Webブラウザー「Safari」に文字サイズ変更機能がそれぞれ追加されます。


ダークモード。コントロールセンターにボタンを追加すれば素早く切替可能

さらにリマインダーは日時などを自動的に認識して簡単に登録でき、ショートカットから選択したり、メッセージから自動的にタスクを検出したりできるようになるほか、プライベートとセキュリティーを重視しており、位置情報の共有は最初に1度だけ許可するだけで良く、バックグラウンドでの位置情報を利用する場合にはアラートを出したり、無線LAN(Wi-Fi)やBluetoothの信号を活用することも防ぐことが可能だとのこと。

Appストアが刷新されて新たにApple Arcadeタブができ、アップデートは右上のアカウントアイコンからに。音楽アプリやマップアプリも新機能が追加され、曲に合わせて歌詞の表示を同期する「タイムシンクリリックス」に対応し、地図が刷新されて新しくなり、アメリカでは2019年中に全土で対応し、建物の形が3Dで表示されるだけでなく、Googleマップの「ストリートビュー」のような「ルックアラウンド」機能が追加されます。


Appストア。アップデートがやや面倒に

さらにソーシャルネットワークサービス(SNS)でログインした場合にはそれらのサービス提供者に個人情報が使われる危険性があるため、新たにApple IDでログインすれば良い「Sign in with Apple」が導入され、Apple IDに使っているメールアドレスもよりセキュリティーを高めるために任意でランダムなユニークアドレスを自動生成する設定も用意しているということです。

その他、新たにiCloud Security Cameraが追加され、NetatmoやAufyなどのメーカーのネットワークカメラにて家の中で画像を分析して安全に利用することが可能になるとのこと。プレビューはレイアウトが変更されて日表示にて写真を最適な方法で閲覧でき、月表示ではイベントがハイライトされ、年表示では同じ季節の写真が出てくるほか、動画はタイムラプス再生で中身がある程度わかるようになるとのこと。

メッセージアプリでは自分のプロフィールの名前や画像を自分で設定することができるようになり、電話番号でSMSが送られて来たときに「この人、誰?」ということがなくなるほか、Memojiはアイシャドウやリップカラー、歯の形状、イヤリングなどのより細かくカスタマイズができるようになり、AirPodsも装着可能に。Memojiステッカーを自動生成。

カメラアプリも強化され、写真(フォト)や動画(ムービー)のよりさまざまな編集が可能となり、写真ではハイキーモノフィルターなどが追加され、動画も回転やフィルターなどの編集ができるようになります。さらに写真アプリでは機械学習(ML)で重複写真を削除してくれるようになります。

加えて、外部ストレージにも対応し、USBメモリーやSDカードから直接ファイルアプリでファイルを扱えるようになるほか、ZIPファイルの解答にも対応し、SMBファイルサーバーに接続したりも可能とのこと。さらにマウスやPlayStation 4およびXbox One Sのコントローラーも利用できるようになるということです。その他の主な新機能の一覧は公式Webページ( https://www.apple.com/ios/ios-13-preview/features/ )にてご確認ください。

更新はiOS搭載機器本体のみによる無線LAN(Wi-Fi)接続によるOTAと、Lightningケーブルでパソコンに接続してiTunesを利用して行なう方法が用意されています。OTAによる方法ですと、更新ファイルのサイズが手持ちのiPhone XS Maxでは2.28GBなどとなっていました。当初よりOSバージョンはiOS 13.0となっています。iOS 13の公式に案内されている変更点は以下の通り。

なお、各仮想移動体通信事業者(MVNO)による携帯電話サービスは問題なく使えていると思われ、手元では「mineo」(Aプラン/au回線)や「nuroモバイル(NTTドコモ回線)」、「b-mobile S(SoftBank回線)」にて利用できています。ただし、機種との相性を含めて細かな不具合がないとも限りませんので、心配な人は各MVNOによる公式発表を待った方が良いでしょう。


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記事執筆:memn0ck

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(引用元:livedoor news)

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