ようやく9月発売に!NTTドコモ向けクアッドカメラ搭載のフラッグシップ「HUAWEI P30 Pro HW-02L」を写真…

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遅れてきたフラグシップ!?docomoスマホ「HUAWEI P30 Pro」を写真と動画でチェック


既報通り、NTTドコモが今年5月に「2019年夏モデル」として発表したHuawei Technologies(以下、ファーウェイ)製の最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「HUAWEI P30 Pro HW-02L」の事前予約受付を8月21日に再開し、9月に発売すると発表した。

当初は発表直後から事前予約受付を実施していたものの、5月22日に事前予約受付の一時停止を発表した。これはアメリカのファーウェイに対する制裁を受けて、NTTドコモを含む各携帯電話会社が今後のファーウェイ製品の取り扱いに慎重にならざるを得ない状況となったからとされている。

一方、事前予約受付の再開に関してはすでに紹介している「NTTドコモ、最新フラッグシップスマホ「HUAWEI P30 Pro HW-02L」の事前予約受付を8月21日10時より再開!発売は9月を予定。アメリカによる制裁猶予延長で」にあるようにアメリカによるファーウェイおよびその関連企業に対する90日間の制裁猶予延長によるものだという。

なお、正式な販売開始日に関しては別途案内するとしており、価格(税込)は公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などの直営店では89,424円(税込)となっており、36回分割払いで購入すると利用できる「スマホおかえしプログラム」の対象で、適用すると実質負担額59,616円となる。

そうして発売が遅れたァーウェイのフラグシップモデルである「HUAWEI P30 Pro」のNTTドコモ版について今回は、無事に発売されるようなので外観および革新的なカメラ機能などを写真と動画で紹介していく。

HUAWEI P30 Pro HW-02Lの画面は約6.5インチFHD+(1080×2340ドット)有機ELで、左右のスクリーンがカーブを描く「Galaxy」シリーズの“エッジスクリーン”のようになっている。また画面内指紋センサーの「高感度インスクリーン指紋認証」に対応する。

フロントカメラは約3200万画素イメージセンサーでレンズのF値は2.0、それを避けるようにノッチ(切り欠き)がある。今夏発売のスマホはノッチやパンチホールなどの切り欠きがないリアルフルスクリーンデザインのハイエンドモデルが登場しており、今年の春に発表したモデルということもあって少し古く感じてしまう。とはいえ、ファーウェイは極限まで縮小したノッチとしてHUAWEI P30 Proをプロモーションしている。

本体下部にはnanoSIMカード(4FF)およびNMカードのSIMトレー(スロット)とUSB Type-C端子がある。ディスプレイの周りの縁が非常に狭い“ベゼルレス”と側面の薄さの確保、そしてスペースの関係からこの2つが下部にまとめられている。

背面の素材はワイヤレス充電に対応したガラス製。9層のナノオプティカルカラー仕上げによって角度によって変化する複雑なグラデーションを実現している。本体カラーはブリージングクリスタルおよびブラックの2色展開。サイズは約158×73×8.6mm、質量は約192g。

黒い枠の中には撮影用のライカ監修のトリプルカメラがあり、その横にはLEDフラッシュや被写体との距離を認識するToFカメラ(深度測定)があるのでトータルではクアッドカメラとなっている。

カメラの構成は、上から35mm換算で16mm・F2.2レンズの約2000万画素イメージセンサーの超広角カメラ、その下には約4000万画素イメージセンサーと27mm・F1.6レンズの広角カメラ、その下には約800万画素イメージセンサーと125mm・F3.4レンズの屈曲光学による望遠カメラがある。

ToFカメラは標準カメラでもある広角カメラの真横にあるので、広角カメラと組み合わせたデュアルレンズカメラとしてボケをコントロール可能なワイドアパーチャ機能なども受け継いでいる。

またToFカメラ以外の3つのカメラによって光学5倍を含む画質劣化のない10倍までのハイブリッドズーム、そして最大50倍のデジタルズームによって16mmから1343mm相当のズーム撮影を可能としている。なお、以下に超広角から広角(1倍)、望遠(5倍)、デジタル10倍、デジタル50倍の効果を紹介しておく。


超広角

広角

望遠

デジタル10倍

デジタル50倍

またメインとなる約4000万画素イメージセンサーの広角カメラは、従来のRGGB方式のカラーフィルターからRYYB方式のカラーフィルターに変更している。これによってY(イエロー)成分からG(グリーン)のカラーを取り出すとともに、R(レッド)のカラーも取り出すことができることで、40%以上の光を効率的に取り込めるようになったという。さらに高感度性能も向上し、最大40万9600のISO感度で撮影可能である。

移動体通信事業者(MNO)向けのスマホとしてそれまでの製品で使っていた場合に機種変更で必須とも言えるおサイフケータイ(FeliCa)の対応のほか、IP68の防水・防塵に対応する。以下にHUAWEI P30 Pro HW-02Lを含むNTTドコモの2019年夏モデルのタッチ&トライの模様をムービーで紹介しておく。

【ドコモが2019年夏モデル「HUAWEI P30 Pro」と「Galaxy S10」、「Galaxy S10+」、「LG style2」を発表】

動画リンク:https://youtu.be/i5y8Ea-rBT8

【HUAWEIがSIMフリー版「HUAWEI P30」、「HUAWEI P30 lite」を発表】

動画リンク:https://youtu.be/-bsupQWzgcY

主なスペックとしてチップセット(SoC)は「HUAWEI Kirin 980」(オクタコアCPU)、OSはAndroid 9(開発コード名:Pie)をベースにした独自ユーザーインターフェース「EMUI 9.1」、6GB内蔵メモリ(RAM)、128GB内蔵ストレージ、4100mAh内蔵バッテリーなど。

通信およびセンサー類は、LTE通信速度は受信988Mbpsおよび送信75 Mbps、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0 BLE(aptX、aptX HD、LDAC HD、HWA Audio対応)、センサーは加速度・角速度・地磁気・照度・近接・気圧・指紋・赤外線(リモコン用)である。

このようにHUAWEI P30 Pro HW-02Lは海外での発売からかなり経ってリ、諸事情で遅れてきたフラッグシップモデルではあるが、リアカメラはクアッドカメラとライカ監修の突出した画質、そして多彩なフロントカメラのポートレートモードなど、カメラに関しては文句なしのモデルである。

記事執筆:mi2_303

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HUAWEI P30 Pro HW-02L | ドコモオンラインショップ

(引用元:livedoor news)

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