URBANO V04の実力は!? |
京セラは、KDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」向けの新しいスマートフォン(スマホ)「URBANO V04(アルバーノ ブイゼロヨン)」(型番:KYV45)を2019年2月8日(金)に発売した。
また、3月1日(金)からは、俳優の宇梶剛士さんを起用した新CM「7人のマイルドダンディー篇」を放映している。この新CMの放映に先立ち、京セラは2月28日(木)に都内で「新CM発表会」を開催し、CMに出演する宇梶剛士さんのほか、女優の橋本マナミさん、お笑いタレントのダンディ坂野さん、マーケティングライターで世代・トレンド評論家の牛窪恵さんが登壇した。
発表会では、京セラ 通信機器事業本部 マーケティング部責任者の湯浅紀生氏も登壇。URBANO V04の特徴や、ターゲット層となる「マイルドダンディー」について説明した。
京セラ 通信機器事業本部 マーケティング部責任者 湯浅紀生氏
湯浅氏は、これまでのURBANOシリーズを振り返りつつ、今回のURBANO V04では、これまで搭載されていた前面の3つの物理ボタンを搭載していないことについて触れた。前面の物理ボタンを廃止した一方で、ディスプレイは「URBANO史上最大」の約5.7インチであることをアピール。なお、URBANO V04のディスプレイは、アスペクト比9:18のFHD(1080×2160ドット)のTFT液晶を搭載している。
さらに湯浅氏は、URBANOシリーズとしては、背面の指紋センサーやFMラジオ(radiko+FM)を初めて搭載したことにも触れつつ、これまで培ってきた防水・防塵性能や耐衝撃性能も備えた「使いやすさにこだわったモデル」だと話した。
URBANO V04では、40代〜60代の大人の男性の中でも質実を優先した自分なりのこだわりを持つ人をターゲット層にしているという。
ターゲット層
新たな男性像を言語化
マイルドダンディー 7つの定義
湯浅氏によると、ターゲットになる「現代に生きる『こだわりのある大人の男性』」は、潜在クラスタだと思っているとのこと。定義化、言語化することで、新たな男性像からマーケットを創出したいという想いがあり、そうした背景を元に今回の「マイルドダンディー」という言葉が生まれたのだそう。
マイルドダンディーの7つの定義は、
1)ギラギラはさりげなく。無理な若作りをせず、重ねた歳を味にする。
2)流行に関心はあるが、左右されない。流行の店より、馴染みの店へ。
3)なんだかんだ言っても「日本」が好き。旅行も、やっぱり海外より国内。
4)何ごとも量より質が大事だ。食事も、仕事も欲張らずに腹八分目。
5)こだわりがあるが、主張は控えめ。SNSも、上げずに見るだけ。
6)常に謙虚さと、自分らしさを大切に。見栄は張らずに、胸を張る。
7)ハイスペック・ハイブランドより、マイスペック・マイブランド主義!
といった内容だ。
この定義に登場する言葉は、新CMの中でも宇梶さんが力強く発している。
そんなURBANO V04だが、発表会会場のタッチアンドトライで実機を試すことができたので、その様子もレポートする。
本体正面
本体背面。左からノーブルグリーン、ボルドー、プラチナシルバー
本体サイズは、幅約74mm×高さ約153mm×厚さ約7.9mm(最厚部8.6mm)、重量は約163g。本体側面のエッジに丸みを持たせ、厚みを感じさせないたデザインになっている。また、手に馴染みやすく、持ちやすい印象を受ける。
カラーは、ノーブルグリーン、ボルドー、プラチナシルバーの3色展開。背面は艶消し仕様、金属ならではの質感で、指紋が目立ちにくい。
背面のカメラ、指紋センサー部分
指紋センサーによる操作は「ユーザー補助」で設定する
背面上部には、カメラ、FeliCaポート、指紋センサーを搭載。指紋センサーは、上下になぞったり、2回タップといった操作で、画面のスクロール(センサースクロール)や拡大縮小表示(センサーズーム)が可能。指紋センサーによる画面操作の設定は「ユーザー補助」からできる。
この指紋センサーによるスクロールやズーム表示は、ホーム画面や設定画面、また、Webのスマホサイトでも有効。通常操作ではピンチイン/アウトができない画面でのズーム表示もできるため、見やすいサイズに瞬時に拡大縮小できる機能として重宝するだろう。
端末情報画面(左)と、ストレージ画面(右)
京セラオリジナルの「おまかせメンテナンス」機能や「モテる動画」も搭載する
OSはAndroid 9(開発コード名:Pie)、チップセットは、SDM630(2.2GHz×4コア+1.8GHz×4コア)、内蔵メモリ(RAM)は4GB、内部ストレージ(ROM)は64GBを搭載。外部メモリはmicroSDHC(最大400GB)まで対応する。
カメラは背面のメインカメラが約1600万画素CMOS、内側のサブカメラは約800万画素のCMOSを搭載。防水(IPX5/IPX7)性能、防塵(IP5X)性能、耐衝撃(MIL-STD-810G Method516.7:Shock-ProcedureIV)性能も備える。
通信系は、4G LTEおよびWiMAX 2+に対応し、最大通信速度は受信時275Mbps、送信時75Mbps。そのほか、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth Ver.5.0にも対応している。
auの主なサービスには、au VoLTE、Wi-Fiテザリング(最大10台接続)、おサイフケータイ、au世界サービス、緊急速報メールなどに対応する。
最後に、発表会の会場で説明員にURBANO V04の主な特徴や操作について説明をしてもらったので、その様子を動画で紹介する。
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(引用元:livedoor news)