リピーターやリケジョの卵も参加!今年もスマホで利用される技術を学べるKDDI財団協賛「たのしいサイエ…

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今年もKDDI財団協賛でサイエンス・サマースクールが開催!


1994年より毎年行われ(当時はKDDI財団の前身の1つである財団法人国際コミュニケーション基金が協賛)、「光とエレクトロニクス」に関するさまざまな実験・研究を中学生に体験してもらうイベントで、今年で25回目となる「たのしいサイエンス・サマースクール」が宮城県仙台市の東北大学創造工学センター発明工房にて8月6〜8日開催されました。

このイベントはKDDIグループである公益財団法人KDDI財団が協賛し、東北大学・東北学院大学・東北工業大学・宮城教育大学・日本工業大学・仙台高専の有志教職員で立ち上げ、毎年開催されています。また、名古屋(名古屋大学)や福岡(九州大学)でも同様のイベントが行われています。東北大学で行われた今回のイベントには、仙台市を中心とする中学校や中等教育学校から42名の中学生が参加しました。

電波や光通信(光ファイバーなど光を用いた通信)など、スマートフォン(スマホ)を含む携帯電話やIoT(Internet of Things)に関連の深い技術の基礎を学ぶことができ、高校・大学レベルの知識やプログラミングなどを用いて、中学校で学ぶ以上に高度な実験を体験できる貴重なイベントです。今回は最終日に行われた成果発表会の様子を紹介します。また、KDDI財団理事長や参加者にもお話を伺いました。


成果発表会でのプレゼンテーション

古くからこのイベントに協賛しているKDDI財団理事長の鈴木正敏氏によると「仙台で行っているこのイベントは今年で25周年を迎え、全国でも一番長いサマースクールとなっています」とのこと。現在は名古屋や福岡でも行われていますが、仙台でのスクールが一番古いとのことです。「名古屋大学や九州大学でもやっているサマースクールは、この東北大学でのサマースクールがモデルになっています。名古屋大学や九州大学は1日なのですが、東北大学は3日間じっくりやれるのも特長です」と他地域でのサマースクールよりも長期間行われるのも特長です。「今後はもっと他地域にも広げていきたいですね」と機会があれば、別の地域での開催も支援したいとのことでした。


色のついたレールを走るロボットを作ったグループのポスター発表


プログラミングにより迷路の中をロボットが走る


女子中学生も42名中7名参加

8日の成果発表会では6つの班に分かれた中学生が、それぞれの班で実験した内容や作成した物を、それぞれスライドを使ったプレゼンテーションと、ポスター発表で紹介しました。テーマ自体は昨年同様で、
1班:光でロボットを制御する実験
2班:光の点滅と混合を利用する実験
3班:光センサを用いたライントレーサの実験
4班:アンテナを使った電波の実験
5班:プログラムでロボットを動かす実験
6班:LEDを使った光通信の実験
といった内容。光通信技術、各種センサー技術、電波による無線通信技術など、携帯電話・スマホ・IoTでも利用されている技術を用いた実験となっています。

参加する中学生には1年生から連続して参加しているリピーターも多いとのことでした。5班でプログラムによるロボット製作を行った中学2年生男子は「昨年は光信号を使ったロボット製作で、日本語のプログラム言語でのプログラミングを経験しましたが、今年はまた違うプログラム言語を使い、難しかったですが、英語に近い感覚だったので面白かったです。将来はエンジニアになりたいので、この経験を生かしていきたいです」と感想を語りました。来年は中学3年生になりますが「来年ももちろん応募したい」と意欲を示していました。

また、42名中7名は女子中学生で、徐々に女子の参加も増えているとのこと。今回6班でLEDを使った光通信の実験を行った中学3年生女子も3年連続参加のリピーター。一昨年は光の点滅と混合を利用する実験、昨年はアンテナを使った電波の実験を行ったとのことです。「今回は光ファイバーで音楽を鳴らす実験を行いましたが、これまで2回とは製作の仕方が違っていて面白かったです。難しい計算も大学の人が分かりやすく教えてくれました」と、微積分など高校以上で学ぶ計算もまた「工学分野に興味がありますので、将来人の役に立つ物を作りたいです」と将来はものづくりに携わりたいとのことでした。最近は理系に進む女性を「リケジョ」と呼ぶこともありますが、そうしたリケジョの卵もこのイベントを楽しんでいました。

KDDI財団鈴木理事長は「若い頃に面白いと思ったことは忘れません。楽しいこと、興味のあることに若い頃に触れると、将来そうした方向に進んでいきますので、ぜひ楽しんで欲しい」と意欲的に実験に取り組んでくれた中学生の将来を期待していました。今後もこのサマースクールが継続的に行われ、素晴らしい商品を開発する技術者が巣立っていくことを期待しています。

記事執筆:小林健志

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(引用元:livedoor news)

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