ワイヤレスジャパン2018:NTTドコモと韓国KTが5G回線でのネットワーク相互接続テストを展示!東京とソウ…

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docomo&KTが5Gをデモンストレーション!もうすぐ5Gがやってくる


東京・お台場の東京ビッグサイトにて5月23〜25日までの3日間に渡って最新の無線技術の動向や関連するサービスおよびソリューションなどの展示会「ワイヤレスジャパン2018」(主催:リックテレコムおよび日本イージェイケイ)が開催されました。

これまでブースレポートを中心に各社の展示を紹介してきましたが、今回はNTTドコモが韓国の移動体通信事業者(MNO)であるKTと共同で5G通信を利用した相互接続による動画のライブストリーミングのデモンストレーションを展示していましたのでその様子を紹介します。


「日本・韓国間での5G相互接続」の概要

今回の展示では、ブース内に実際に5Gの基地局の電波を掴んだ端末(タブレット)が6台ほど設置されていました。この5Gの回線に接続したタブレットはワイヤレスジャパンの開催されている東京・お台場と、同時期の5月23〜26日に韓国・ソウルで開催されていた「WORLD IT SHOW 2018」のKTブースにそれぞれ設置され、お互いに離れた地域から動画を送受信してしており、日本のNTTドコモのブースからはソウルの会場の様子が、韓国のKTブースからは東京の会場の様子が見えるようになっていました。

展示されていたタブレットは「2018年冬季オリンピック」の選手村にてサムスン電子が展示していたもの(とその同型機)で、日本国内において本機が展示されるのは初めてとなります。


28GHz帯の5Gネットワーク通信で実際に通信を行っていました

またブースの展示機にはリアルタイムで通信速度を計測しており、説明員からは「展示中は1つの基地局に5〜6台の端末が同時に接続しているために、それほど速度は出ていませんが、準備中に1台だけの端末で計測したところ1.3Gbps以上の速度が出ているのを確認しています」ということでした。


筆者が訪れた時点で通信速度は600Mbpsちょっとでしたが、Peak Speed(最高速)が1.34Gbpsとなっているのがわかります

ブースの説明員からは「あくまで目標は」としながら「2020年の東京オリンピックには何かしらの端末が提供できるよう頑張っています」とのことです。また「いきなりスマートフォンは難しいでしょうし、体積に余裕の持てるルーターが最初になるとは思っています」と話してくださいました。

まだまだテスト中の段階とはいえ、実際に動作している端末(タブレット)や通信速度の実測数値を目にすると期待でワクワクしてきますね!NTTドコモでは今後も展示会などの場で5Gのデモンストレーションやイベントなどを行っていくとのことですので、5Gネットワークを体験できるイベントもこれから出てくるでしょうから要チェックです。

記事執筆:河童丸

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(引用元:livedoor news)

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