新宿にVR Game&Cafe Bar VREX がオープン! |
フタバ図書は30日、最新のVR(仮想現実、Virtual Reality) 体験と飲食ができるレストラン「VR Game&Cafe Bar VREX(ヴィレックス)」の新宿店をオープンした。新宿店は昨年11月にオープンした渋谷宮益坂店に続く2店舗目となる。
店名はVRと「EXPERIENCE(体験)」を合わせたもので、自分で自由に動けるVRが特徴だ。コンテンツもそれを活かした2〜4人の多人数で楽しめるものを用意。話したりハイタッチしたり、仲間や家族で楽しめるコミュニケーション要素を大事にした新感覚のVR施設である。
また、フードメニューやドリンクメニューも充実しており、カフェやアルコールを楽しむハブとしても利用可能だ。今回はVREX新宿店の新感覚で楽しめる目玉VRコンテンツと施設を紹介していく。
エントランス
VREXは入場無料。新宿店は店内はセルフサービスのカフェ&バースペースとVR・ARのゲームルームに分かれている。店内で飲んで食べてゲームを楽しんだり、ゲームを楽しんだ後に飲んで食べて盛り上ったりできる自由スペースが特徴だ。
店内
ドリンクメニューはコヒーやカフェラテ、紅茶、ソフトドリンクが多数。アルコールはビールやカクテル、ワインそして日本酒なども充実している。
フードメニューはチーズインハンバーグプレートやチキンバスケット、たこ焼き、カップケーキ、フライドポテトなど軽食やおつまみが充実。
オープンは10時から23時までなので、お昼休みにカフェ利用や夜はバーとして利用も可能だ。
これらフードメニューおよびゲームのプレイ料金は、1枚350円のメダルで支払う。このメダルのシステムを導入しているのは新宿店のみ。店舗にはカフェスタッフとゲームのアテンドスタッフのみで運営できるよう、ホールスタッフがいらないセルフサービスを導入しているのだという。
プライスは、ソフトドリンクやハーフサイズのアルコール、おつまみはメダル1枚、プレート料理やアルコールはメダル2枚といった具合だ。
またVRゲームとARゲームはメダル2枚だが、プレイ時間が長い「バーチャルライフ 大人編」はメダル5枚となっている。
フロアには、VRゲームが遊べる部屋が2つ、ARゲームの部屋が1つある。それぞれゲームをプレイする前に予約を行う。店内の呼び出しで自分の番号が案内されたら、指定された部屋に移動し、アテンドのもとでVRやARのゴーグルなどを装着して遊び方のレクチャーを受ける。
なお、予約はすぐに遊ばずに1時間後といった指定も可能で、まずは店内で飲んで食べて楽しんでから遊ぶこともできる。
VREXは観光客やファミリー、学生、サラリーマンなどみんなで集まってワイワイ楽しめる空間をコンセプトとしており、自分たちのペースで、ゲームを遊んだり、食べたり、飲んだりするという自由な時間の使い方ができる。
特徴的なVRゲームについて紹介していこう。メダル5枚でプレイできるVR版人生ゲーム「バーチャルライフ 大人編」はVR空間を使った演出が面白い。プレイヤーの止まったマス目によってさまざまなイベントが起き、職業によってアバターも変化する。プレイ中の相手と結婚するイベントなど、みんなでワイワイ楽しむには最高のゲームだ。
プレイ時間は30分から50分ということで、待ち時間は椅子に座ってゆっくりプレイできるので安心だ。ゲームにはセグウェイ型の乗り物も登場し、VRならではの体験が楽しめるものとなっている。
VR空間ならではのセグウェイのようなコントローラー
ここで、VRゲームの基本操作について紹介しておく。全ゲーム共通の操作は、手に持ったコントローラーのトリガーを引くと落ちている“もの”を持つことができる。そのままで手を振ってトリガーを離すと投げ動作。ものを持ったまま、親指のボタンを押すと空中にものを置くことができる。
自分に有利になるよう、左の赤いプレイヤーのように寿司ネタが回ってくる前にあらかじめ空中に浮かしておくことも可能だ
VR空間のなかでは、もの同士に当たり判定があり、積み重ねたり空中に浮いているものに対して、別のものをぶつかると弾かれたりなど、さまざまな要素がゲームを盛り上げるキーとなる。
VREXのゲームコンテンツは、人生ゲームのように誰でもルールがわかるものを中心に用意し、大人だけでなく子どもでも楽しめるのが特徴となる。
動画リンク:https://youtu.be/vsmUcPK84Eg
例えば、「まくら投げ」はまさにタイトルのままのゲームで、まくらを掴んで投げ合うというシンプルなもの。飛んできたまくらに対して、手に持ったまくらで防御したり、両手で掴んで2つを投げたりと、頭で想像できる遊び方は一通り可能だ。移動したり、しゃがんだりと、攻撃と防御を使ったさまざまな戦術が楽しめる。また、空中にまくらをならべてバリヤのような使い方もできるVRゲームならではの遊び方である。
「ばんばんブルーム」はファンタジーのシューティングゲームで、妖精を撃って相手よりも多くの花を咲かせた方が勝ちというもの。ステージは大きな木を徐々に登っていき、高さを体感しながら立体空間のなかでシューティングゲームが楽しめる。相手の陣地を攻撃すると目の前に草が生え、一定時間視界を奪うこともできる。なにより、花火のように手元から飛び出す弾が気持ち良く、両手で連射できる爽快感のあるゲームだ。
「Mogura in VR」はモグラ叩きならぬ、もぐらつかみゲーム。さまざまな高さに設置された土管から現れるモグラをつかんで、中央のカゴに集めるというもの。序盤はゆっくりコツを掴みながらプレイできるが、終盤はもぐらが大量に出ては消えを繰り返すため、かなり忙しい。声をだして仲間のアシストをすることで、連帯感が生まれてさらに熱く楽める。
異色な存在なのが「ハッピーおしゃれタイムカルテット」だ。VR空間のなかで”美幼女”に扮するリズムゲーム。衣装や髪形を決めてグループアイドルとして、ステージに立ち飛んでくる星をタイミング良く掴むと言うものだが、間奏ではポーズを決めて撮影する撮影タイムがあったりと、アイドルになりきってプレイするのが意外と楽しい。ゲーム終了後は、フレームを決めて集合写真を撮影することもできる。なお、このゲームのみ1人でプレイが可能である。
4人でポーズを撮って撮影した一枚。ゲーム中はこのキャラクターになりきってプレイをする
VRゲームは、ゲーム終了後に撮影タイムがあり、ゲーム中に撮影した写真2枚をメダル1枚で購入可能だ。現在、10種類のゲームのなかから選んで遊ぶことができるが、今後さらにコンテンツを追加予定としている。
設置型のVRとは異なり、人同士がプレイするので毎回起こるさまざまな不確定要素がゲームを盛り上げる。得点を競うプレイも楽しいが、ひたすら相手の邪魔をしたり、ゲームのルールを無視してひたすらモグラを目の前に積み重ねたりなど、プレイヤーがVR空間のなかで思いつくまま自由に遊べる懐の広さがこのシステムの良さだと感じた。
VRゲームというと敷居が高く感じるが、こどものころ遊んだ「○○ごっこ」のようなシンプルなルールのものが多く、協力したり対戦したり、ふざけたりできるそういう空間である。
施設の中央にあるARゲームは世界大会も開かれている撃って避けて楽しむテクノスポーツ「HADO」とAR空間に出現するモンスターをHADOショットで倒す「HADO SHOOT!(ハドーシュート)」の2つ。新宿店はスペースの関係上、3人対3人はできず最大2人対2人となる。
プレイ人数は2人から4人まで。HADOは、弾の速さや大きさ、バリアの硬さなどプレイヤーのステータス作りが可能で、4人対戦ではチームの役割分担でパラメーターを振り分けるなど、戦略と戦術が楽しめるまさにテクノスポーツだ。
攻撃には、相手に当てやすい速い弾が有効だが、遅くて大きい弾も実は障害物のような使い方もできるので、自分の得意な攻撃方法を見つけるのも楽しそうだ。
VRゲームおよびARゲームのプレイ終了後は、モニターでリプレイ映像が流れる。それを観ながら飲んで食べて、ワイワイ楽しめるのもVREXの魅力のひとつである。
VREXは、カフェのついでにみんなでVRゲームが楽しめるそんな自由な空間が新しい。今回、いくつのゲームを遊んでみたが、VRゲームはみんなで遊ぶともっと楽しいそんな発見ができた。百聞は一見に如かず、その面白さを是非体験してみて欲しい。
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(引用元:livedoor news)
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