北海道・札幌という象徴的な開拓の地で、クリエイティブな発想や技術によって、次の社会を作ろうとする“現代的フロンティアスピリット”を持った人たちのためのコンベンションである「No Maps 2018」の開催概要発表会が2018年6月28日に行われた。
■大小合わせておよそ30ものセッションを予定
今年の開催日は2018年10月10日〜10月14日の5日間。札幌市内中心部を広域的に使用して開催される。メインとなる「No Maps Business Conference 2018」は10月10日〜10月12日の期間、会議・研修施設ACU-Aで開催。大小合わせておよそ30のセッションが予定されている。
カンファレンスパスは通常価格8,000円で販売されるが、8月31日までは早期割引として5,000円で、5枚以上まとめて購入する団体割引だと4,000円で販売される。これにはカンファレンスの参加券のほか、No Maps Official Meet-ip参加チケット、札幌国際短編映画委細1プログラムのチケット、No Maps Music ウィークエンド2018会場入場券と、オフィシャルラウンジの優待利用特典が付いてくる。
■ネットが北海道の可能性をジャンプさせる(クリプトン・フューチャー・メディア代表取締役)
No Maps実行委員会の伊藤博之委員長(クリプトン・フューチャー・メディア代表取締役)は、「僕自身札幌に会社があってやっているが、設立した1995年当時はインターネットが来るぞという雰囲気で一般的ではなかった。起業するときにインターネットに賭けてみようと、札幌でインターネットを中心としたビジネスを組み立てた。当社は音を売る会社。インターネットはポケットに入って普通になってきている。そのインターネットを使って何ができるのか変容している」と語り「インターネットが、北海道の可能性をジャンプアップしてくれると思っている」と期待を寄せる。
「東京や渋谷にもできない新しいスタートアップの可能性がある。自動走行車やドローンがどんどん社会に出て行くべきだが、実証実験を渋谷でやるのは無理。しかし北海道ならできる。社会実装するための聖地であるとして北海道や札幌をみなし、新しい社会を作っていきたい」(伊藤氏)。
なおNo Mapsは会議、展示、興行、交流、実験の5つの事業を中心として活動しており、「まちに、未来を、インストール。」をスローガンに、札幌・北海道を「実証実験・社会実装の聖地にすることを目指している。当日は札幌駅周辺のビジネスエリアで会議を、地下歩行空間で展示を、大通や狸小路といった市街地をエンターテイメントエリアとして興行を、すすきのなどの歓楽街を交流の場として捉え、さまざまなイベントを行っていくとのこと。なお、渋谷未来デザインと協業して、渋谷の街と札幌をつなぎ、ミーティングなどが開催される予定もある。
発表会にはサプライズゲストとしてショーン・マクアードル川上氏も登場。同氏が担当するTOKYO MXの番組「THE VISIONARY〜異彩の花押」とコラボしたプログラム「〜Xが日本のイノベーション、ビジネスを変える!?〜」というトークセッションが、10月11日に行われることも発表された。
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(引用元:livedoor news)
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