10日、フランスで行われた日本代表とブラジル代表による国際親善試合は、ブラジルが3-1で完勝。日本は後半に槙野智章のゴールで1点を返したものの、前半の3失点は重く王者を慌てさせるには至らず。それでも試合後のヴァヒド・ハリルホジッチ監督は「後半だけなら勝っている」などと強がった。
すると11日放送、テレビ東京「SPORTSウォッチャー」では、サッカー解説者・セルジオ越後氏が同一戦を総括した。まずはハリル監督のコメントに対し、「サッカーのルール変わったんですかね?」と皮肉交じりに切り出すと、「よく負けた試合でこういうことを言う余裕があったなと思います」と言葉を続けた。
そんな後半について同氏は「前半は圧倒的にブラジルが攻めて、3点獲った瞬間に次のイングランド戦を考えながらペースダウンをしてメンバーも替えて。後半、日本は良くなったように見えたんですけど、(ブラジルは)3点の余裕で流しちゃった。陸上で言えば横見ながら走ってた」と説明。
また、「この時期に世界のトップクラスとやって、そういう差を感じるのでは遅い」と指摘したセルジオ氏は「やっぱり3年間、何をやったかということ。ほとんど強いチームとはやってない。レベルアップしたいなら強い国とやって負けてもいいんですから、そこでもっと早くそれを感じてほしい」と訴えた。
(引用元:livedoor news)
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