XiaomiがSnapdragon 4 Gen 2搭載スマホを日本でメーカー版とau版を発売へ!製品名は「Redmi Note 12 JE」か |
IEC(国際電気標準会議)の電気機器安全規格適合試験制度を運営するIECEEにてフィンランドの電気製品・機械の安全性の試験を行っている第3者認証機関「SGS Fimko」の検査をXiaomi Communications(以下、Xiaomi)の未発表な製品「23076RN8DY」および「23076RA4BR」、「XIG03」が2023年6月12日付で通過したことが公開されていました。認証番号は「FI-55624」。
このうちの「23076RN8DY」はタイの電波関連の認証を管理・運営するNBTC(National Broadcasting and Telecommunications Commission)において製品名が「Redmi 12 5G」となることが示されており、Redmi 12 5Gは中国では「Redmi Note 12R」として展開されている製品のグローバル向けとしてすでにインドなどで販売されています。
また型番規則からXiaomiの製品は末尾「R」が日本向けとなるため、Qualcomm製の最新エントリー向けチップセット(SoC)「Snapdragon 4 Gen 2 Mobile Platform」を搭載したRedmi 12 5GやRedmi Note 12Rに相当する製品を日本へ投入する準備を進めていると考えられます。
さらにXIG03は型番規則からKDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」や「UQ mobile」向けとなるため、同様の製品がauなどからも発売されることになると見られ、そうなると日本向けにおサイフケータイ(FeliCa)に対応するなどのかなりのカスタマイズが行われる可能性が高いのではないかと推測されます。
そのため、製品名もグローバル向けのRedmi 12 5Gのまま発売されるとは限らず、過去にauやUQ mobileからは日本独自モデルとして「Redmi Note 10 JE」が発売されていることから23076RA4BRやXIG03も「Redmi Note 12 JE」となるのではないかと予想されます。Redmi Note 10 JEはソフトウェア更新も頻繁に行われるなど、エントリーモデルとして出来が良かったのでその後継機種であればかなり期待したいところです。
Redmi Note 12RおよびRedmi 12 5GはともにRedmiブランドにおける最新エントリースマホで、Snapdragon 4 Gen 2を世界初搭載し、価格を抑えつつ、快適に使えるほか、省電力で電池持ちも良い製品になっているということです。Snapdragon 4 Gen 2はSnapdragon 4シリーズ初の4nmプロセスで製造されており、CPUは既存のSnapdragon 4 Gen 1よりも性能が最大10%向上しているとのこと。
CPUは最大2.2GHz Kryo Gold(Cortex-A78ベース)×2+最大2.0GHz Kryo Silver(Cortex-A55ベース)×6のオクタコアで、GPUはAdreno 613、モデルは「Snapdragon X61 5G RF System」によって下り最大2.5Gbpsおよび上り最大900Mbpsに対応しています。なお、Snapdragon 4 Gen 1はRAMのLPDDR5に対応していますが、Redmi Note 12RおよびRedmi 12 5GはLPDDR4Xとなっています。内蔵ストレージはUSF 2.2に。
ディスプレイは上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:20.5の縦長な約6.79インチFHD+(1080×2640ドット)液晶を搭載し、リフレッシュレートは最大90Hz(30、48、60、90Hz)、サンプリングレートは最大240Hzに対応するほか、明るさ最大550nitsやコントラスト比1500:1で、強化ガラス「Corning Gorilla Glass 3」で覆われています。
またパンチホール部分にはRedmi Note 12Rが約500万画素CMOS(1画素1.12μm)/広角レンズ(F2.2)、Redmi 12 5Gが約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応するほか、生体認証としては電源キー部分に側面指紋センサーが内蔵されています。センサー類は加速度センサーおよび環境光センサー、電子コンパスを搭載。
主な仕様は5000mAhバッテリーおよび急速充電(最大18W)、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、microSDXCカードスロット(最大1TB)、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、赤外線リモコン、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS)。リアカメラは以下のデュアル構成となっています。
・約5000万画素CMOS(1画素1.28μm、4in1)/広角カメラ(F1.8)
・約200万画素CMOS(1画素1.75μm)/深度カメラ(F2.4)
携帯電話ネットワークは対応周波数帯が以下の通りで、nanoSIMカード(4FF)スロットが2つ搭載されており、デュアルSIMデュアル5Gをサポートしています。なお、片方のスロットはmicroSDカードと併用となります。サイズは約168.60×76.28×8.17mm、質量は約199g、本体色はJadeBlack(子夜)およびPastel Blue(时光蓝)、Moonstone Silver(天空幻境)の3色展開。生活防水(IPX3)および防塵(IP5X)に対応。
[Redmi Note 12R]
5G: NR SA n1 / n5 / n8 / n28A /n41 / n78, NR NSA n41 / n78
4G: FDD-LTE B1 / B3 / B5 / B8, TDD-LTE B34 / B38 / B39 / B40 / B41*
3G: W-CDMA B1 / B5 / B8, CDMA BC0
2G: GSM B3 / B5 / B8[Redmi 12 5G]
5G: NR SA n1 / n3 / n5 / n8 / n28 /n40 / n78, NR NSA n1 / n3 / n8 / n40 / n78
4G: FDD-LTE B1 / B3 / B5 / B8, TDD-LTE B40 / B41(120MHz)
3G: W-CDMA B1 / B5 / B8
2G: GSM B2 / B3 / B5 / B8
OSはAndroid 13ベースの独自ユーザーインターフェース「MIUI 14」をプリインストール。同梱品はスマホ本体のほか、ACアダプター(最大22.5W)およびUSBケーブル、SIMピン、クイックスタートガイドや保証書などの紙類となっています。なお、NBTCによる23076RN8DYの認証番号は「B38381-23」。
Xiaomi公式 楽天市場店
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX – Facebookページ
・Redmi 12 5G 関連記事一覧 – S-MAX)
・FI-55624 | IECEE Certificates
・23076RN8DY | MoCheck | NBTC
・Xiaomi Japan | スマートフォン | Xiaomi公式サイト | シャオミ・ジャパン
(引用元:livedoor news)