小さくなって専用アプリ対応で戻ってきた!低音重視で低価格な完全ワã…

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EarFunの最新モデル「EarFun Free 2S」を試す


EarFunテクノロジーが展開するオーディオブランド「EarFun(イヤーファン)」シリーズにおいて左右独立型の完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Free 2S(イヤーファン フリー ツーエス)」(型番:TW101)が2022年10月17日(月)に発売された。EarFunの公式Webサイトおよび大手Webストア「Amazon.co.jp」などで販売されており、価格(金額はすべて税込)は5,990円。

またAmazon.co.jpにおいては2022年11月25日(金)から12月1日(木)までの「ブラックフライデーセール」の期間中は1,498円OFFの4,492円で販売される予定となっているほか、さらに当ブログメディアの読者向けに12月1日まで使える200円OFFクーポン「BLACKFDDE」も提供してもらったので、ブラックフライデーセールと併用することで4,292円で購入できるとのこと。

今回、このEarFun Free 2Sをメーカーからご提供いただいたので、パッケージや同梱品、外観をはじめ、実際に試してみた模様を写真や動画を交えながら紹介していく。

■開封、同梱品をチェック


個装箱表面(画像=左)と裏面(画像=右)

2018年10月に設立されたEarFunテクノロジーはワイヤレスオーディオに特化したオーディオメーカーで、EarFunシリーズは「Free(フリー)」と「Air(エアー)」の2ラインの製品をラインナップしている。「Free」はこれまでに「EarFun Free」シリーズと上位モデルの「EarFun Free Pro(イヤーファン フリー プロ)」シリーズ、超小型軽量タイプの「EarFun Free Mini(イヤーファン フリー ミニ)」をリリースしており、今回のEarFun Free 2Sは「EarFun Free 2」の後継モデルとなる。

一方の「Air」は「EarFun Air」シリーズと上位モデル「EarFun Air Pro(イヤーファン エアー プロ)」シリーズ、さらには「EarFun Air S(イヤーファン エアー エス)」をラインナップしている。

音質的に「Free」が低音重視に対して「Air」はバランス重視で、形状も「Free」はbuds(バッズ)タイプに対して「Air」はスティックタイプという違いがある。

EarFun Free 2SはQualcommの最新オーティオチップ「QCC3040」を搭載し、対応コーデックはAACやSBCに加えてaptXもサポートしており、最短60msの低遅延モード、通話時のノイズキャンセリング、タッチコントロール、防水(IPX7準拠)、最大30時間の長時間利用、ワイヤレス充電に対応している。ただし、これらは前モデルのEarFun Free 2と同等の仕様となっている。

一方、EarFun Free 2では複合振動板を採用した6mm径のドライバーを搭載していたが、EarFun Free 2Sでは複合振動板を採用した7mm径のドライバーを搭載、イヤホン本体のサイズが小さくなっている他、専用アプリ「EarFun Audio」にも対応している点が異なっている。


個装箱の上蓋を開けたところ


用紙類が入っている内箱を取り出すと充電ケースが見える


すべての内容物

手のひらに収まるほどのコンパクトな個装箱の裏面には製品の主な特徴や内容物が記載されている。なお、個装箱のほとんどが英語表記となっている。

同梱品はイヤホン本体の他に
・充電ケース
・イヤーチップ A(XS/S/M/L:Mは本体に取り付け済み)
・イヤーチップ B(S/M/L)
・USB Type-Cケーブル
・クリーニング棒
・クリーニング棒説明カード
・EarFun Audio アプリダウンロードガイドカード
・保証カード
・ユーザーマニュアル(取扱説明書)
が同梱する。

取扱説明書は全34ページの冊子で、English(英語)やDeutsch(ドイツ語)、Espanol(スペイン語)、日本語の4つの言語で記載されている。前モデルのEarFun Free 2ではFrancais(フランス語)と繁體中文(中国語)も記載されていたが、今回のEarFun Free 2Sではこの2言語の記載はなく、その分ページ数も20ページ強減っている。


EarFun Free 2Sの取扱説明書表紙


4言語に対応している


EarFun Free 2の取扱説明書は6言語に対応していた


日本語ページの(1)内容物(2)製品構成図(3)充電について


日本語ページの(4)スペック(5)装着方法(6)イヤホンのペアリング


日本語ページの(7)


日本語ページの(8)イヤホンLEDインジケーター(9)リセットと再接続(10)問題点およびカスタマーサービス

日本語ページでは10項目に渡り、取り扱い方や仕様などが記載されており、最後には「カスタマーサービス」として、問い合わせ窓口のメールアドレスも記載されている。

各項目のタイトルは前モデルのEarFun Free 2における取扱説明書と比較してかなり表現が変わっている。(7)の項目にはタイトルが記されていないが、前モデルのEarFun Free 2では「操作方法について」と記載されており、内容もほぼ同じことからここのタイトルは恐らく「操作方法について」ということになるだろう。


保証カード内面(上段)、EarFun Audio アプリダウンロードガイドカード(下段左)、クリーニング棒説明カード(下段右)

二つ折りの用紙の保証カードを開いた内面の「Dislike?」には
・30-day Money-back Guarantee for Any Reason(理由を問わず30日間の返金保証)
・18-month Replacement Warranty(18カ月の交換保証)
と記載されており、気に入らなかった場合の返金対応や製品の保証期間について英語で記載されている。

EarFun Audio アプリダウンロードガイドカードとクリーニング棒説明カードはいずれも片面が英語、片面が日本語で記載されている。


豊富な種類のイヤーチップを同梱

イヤーチップはAタイプとBタイプの2種類を用意。Aタイプは4つのサイズを、Bタイプは3つのサイズを同梱している。

■本体の操作や仕様をチェック


充電ケースを手に乗せたところ


充電ケース正面にはランプを搭載


充電ケース背面には「充電ケースボタン」とUSB Type-C端子を搭載


充電ケースの上面(画像=上)、充電ケースの底面(画像=下)


充電ケースはワイヤレス充電に対応

ここからは充電ケースおよびイヤホン本体をチェックしていこう。まずは充電ケースからだ。充電ケースの形状は横長で左右は丸みを帯びてはいるが、正面、背面、上面、底面であれば安定して置くことができる。マットでサラサラとした手触りで指紋跡は目立ちにくい。上蓋の開閉も片手で簡単にできる。

充電ケース正面のランプは蓋を閉じた際に点灯してバッテリー残量を知らせてくれる。30%以上は緑が点灯、30%未満はオレンジが点灯、10%未満は赤が点灯する。充電中は赤が点灯し、充電が完了すると緑が点灯する。

イヤホンのバッテリー容量は40mAh×2(左右1つずつ)、充電ケースのバッテリー容量は400mAhで、連続再生時間はイヤホン単体で約7時間、充電ケースが最大23時間、併用すると最大30時間の長時間利用ができる。また、10分の充電で約2時間利用可能な「時短充電」にも対応する。

充電ケース背面には「充電ケースボタン」とUSB Type-C端子を搭載し、底面には製品のモデル名やバッテリーの仕様、技適マーク、PSEマークなどが記載されている。

「充電ケースボタン」は1回押すと正面のLEDインジケーターが点灯して充電ケースのバッテリー状態の確認ができる他、イヤホンを充電ケースにセットした状態で約3秒間長押しすることでペアリングモードを起動させることができる。


充電ケースの上蓋を開けたところ


透明の絶縁フィルムを剥がす


絶縁フィルムを剥がした状態


再度イヤホンをセットする


イヤホンのLEDが点滅する

まず最初に充電ケースからイヤホンを取り出し、透明の絶縁フィルムを剥がし、再度イヤホンを充電ケースに収納して蓋を閉める。これでイヤホンの充電ができるようになる。その後、あらためて充電ケースの蓋を開けるとイヤホンの左右ともにLEDインジケーターが青色に点滅してペアリングモードが起動する。この状態で、スマートフォン(スマホ)やパソコン(PC)など音楽プレーヤーとなるデバイスのBluetooth設定でペア設定をする。

Androidスマホであれば「設定」→「接続済みのデバイス」→「新しいデバイスとペア設定する」と進み、使用可能なデバイスに表示される「EarFun Free 2S」をタップしてペア設定をする。

もちろんBluetoothに対応したPCにも接続できる。Windows PCでは「Bluetoothとその他のデバイス」→「Bluetooth またはその他のデバイスを追加する」→「Bluetooth マウス、キーボード、ペン、オーディオ、またはその他の種類の Bluetooth デバイス」を選択し「EarFun Free 2S」が表示されたらクリックする。次の画面で「接続」をクリックし、正常に接続できれば「完了」をクリックすればペア設定が完了する。

初期状態ではイヤホン本体が自動的にペアリングモードを起動するが、1回でも機器とペアリングすると次にペアリングモードを起動する際は手動になる。

2回目以降のペアリングモードは
(1)両方のイヤホンを充電ケースにセットする
(2)充電ケースの蓋を開けたまま、充電ケース背面の「充電ケースボタン」を約3秒間長押しする
(3)両方のイヤホンのランプが青点滅
この手順となる。

また、すでにペアリングしている機器との接続をすべて解除することでペアリングモードに移行させることもできる。

イヤホンをリセットする場合にはイヤホンを充電ケースにセットして
(1)両方のイヤホンを充電ケースにセットする
(2)充電ケースの蓋を開けたまま、充電ケース背面の「充電ケースボタン」を約8秒間長押しする
(3)両方のイヤホンのランプが紫点滅
という手順でリセットが完了する。

イヤホンに搭載されているランプ表示は以下の種類がある。
・1秒間青点滅:電源ON
・1秒間赤点滅:電源OFF
・青点滅:ペアリングモード
・消灯:ペアリング済み
・紫点滅:リセット済み

ちなみにこの辺りのほとんどの仕様は前モデルのEarFun Free 2と変わらない。


イヤホン本体外側。平らな部分がタッチセンサー。状態を知らせるLEDインジケーターも搭載している


イヤホン本体内側


イヤホン本体を手に乗せたところ

イヤホンは丸みを帯びた形状で、EarFunのロゴがある平らな部分がタッチセンサーになっている。タッチセンサーは軽く叩くもしくは軽く触れる程度で反応するため、誤操作には注意したいところだが、反応が鈍くてストレスになるということはあまりなさそうだ。

前モデルのEarFun Free 2はやや大きめの本体で耳に装着したときの圧迫感が気になったが、今回のEarFun Free 2Sは小型化されており、EarFun Free 2のような圧迫感がほとんどなく、長時間装着していても違和感や耳が疲れることがほとんどなかった。

コロンとした丸い形状のため、手に持った時に落としやすい、滑りやすいといったネガティブな要素もあるが、耳への装着感は快適だと感じた。

なお、デフォルト(初期値)のタッチ操作は以下のようになっている。

●音楽再生の操作
・LもしくはRを2回タップ:再生と一時停止
・R側を3回タップ:曲送り
・L側を3回タップ:曲戻し
・R側を1回タップ:1段階音量を上げる
・L側を1回タップ:1段階音量を下げる

●ハンズフリー通話の操作
・LもしくはRを2回タップ:受話、終話
・LもしくはRを2秒間触れたままにする:着信拒否
・LもしくはRを3回タップ:2つの通話を切り替える

●音声アシスト機能の操作
・R側を2秒間触れたままにする:音声アシストの起動

●ゲームモード(低遅延モード)の操作
・L側を2秒間触れたままにする:低遅延モードのON/OFF切り替え

これらの操作も前モデルEarFun Free 2と同等だ。また、EarFun Free 2と同じく、アクティブノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込みモードには対応していない。

ゲームモードはON/OFFの切り替えをする度に「ゲームモード」もしくは「ゲームモード オフ」の音声ガイダンスが流れる。

■専用アプリ「EarFun Audio」


左から機種選択画面、「EarFun Free 2S」のホーム画面、「イコライザー」画面

ここからは専用アプリ「EarFun Audio」でできることを紹介していこう。前モデルEarFun Free 2と大きく異なる点のひとつがこのアプリ対応だ。

スマホとイヤホンを接続した状態でアプリを起動し、トップ画面中央下部にある「+」のアイコンをタップするとEarFun Free 2Sが機種選択画面に追加され、左右のバッテリー状態が確認できる。接続済の部分をタップすると「EarFun Free 2S」のホーム画面に切り替わる。

ここではゲームモードのON/OFF切り替え、イコライザーの設定、製品チュートリアル(取扱説明書のPDF)の確認ができる。「イコライザー」の画面では「低音ブースト」「高音ブースト」「低音を弱める」「高音を弱める」の4種類のプリセットの他、画面上部のグラフを直接操作して好みの音質にカスタマイズできる。


左から「設定」画面、「装着方法」画面、「製品チュートリアル」画面

「EarFun Free 2S」のホーム画面右上にある、歯車マーク(設定アイコン)をタップすると各種設定の画面に推移する。

・イヤホン名
・装着方法
・製品チュートリアル
・よくある質問
・ゲームモード
・イコライザー
・キーのカスタマイズ
・ファームウェアバージョン
・初期設定に戻る
これら9つの項目に加えて、「現在のデバイスを削除する」のボタンが表示されている。

製品チュートリアル、ゲームモードのON/OFF切り替えおよびイコライザーはトップ画面で用意されているものと同じだが、ここで1番のポイントはイヤホンのタッチ操作の方法を変更できる「キーのカスタマイズ」だ。


左から「コントロールのカスタマイズ」画面のL側、L側の「クリック」の項目を表示した画面、R側の「ダブルクリック」の項目を表示した画面

「設定」の画面で「キーのカスタマイズ」をタップすると左右のキーアサインを変更できる「コントロールのカスタマイズ」画面に推移する。ここではL側とR側の「(シングル)クリック」「ダブルクリック」「トリプルクリック」「長押し」の各項目の設定が変更できる。ポイントはシングルクリックの設定では「無効」を選択できることだ。イヤホンを着脱する際に誤操作しがちなシングルクリックを「無効」設定しておくことで、誤動作を防ぐことができる。

ANCや外音取り込みモードは対応していないものの、このサイズで低音、大きめ最大音量、アプリ対応、長時間利用、時短充電、IPX7防水性能に対応しており、必要十分以上のスペックだと言えるだろう。しかも、通常価格が5,990円、さらに11月25日(金)〜12月1日(木)までの期間は4,492円、クーポンコード「BLACKFDDE」適用で、さらに200円引きの4,292円で購入できる。5千円を大幅に下回る価格で、このスペックのワイヤレスイヤホンが手に入るのであれば買いの一択だろう。

また、前モデルのEarFun Free 2を利用していた人にとっては操作や仕様がほぼ同等で小さく軽くなったアプリ対応モデルに買い替えるのもアリだ。この機会にぜひ試して欲しい製品だ。

最後にEarFun Free 2Sの開封からペア設定、試聴、タッチ操作などの操作感、専用アプリ「EarFun Audio」の操作や解説、さらにはEarFun Free 2と比較した動画を紹介する。


S-MAX:aptX、低遅延モード、IPX7、ワイヤレス充電、アプリ対応の完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Free 2S」を開封!外観&同梱品チェックから音楽視聴&専用アプリを試す!


S-MAX:【徹底解説】EarFunの完全ワイヤレスイヤホン向け専用アプリ「EarFun Audio」の設定や操作方法など【レビュー】


S-MAX:低遅延モード、IPX7、ワイヤレス充電などに対応した完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Free 2」の開封からスマートフォンとのペアリングまでを試す!


アプリ名:EarFun Audio
価格:無料
カテゴリー:
開発者:
バージョン:
Android 要件:
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?hl=ja&id=com.corelink.earfun


アプリ名:EarFun Audio
価格:無料
カテゴリー:ユーティリティ
開発者:Earfun Technology (HK) Limited
バージョン:9.0.20221101
iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/app/id1612795156?mt=8


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記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)

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(引用元:livedoor news)

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