ファーウェイ・ジャパンが2022年モデルのノートパソコンなどを発表! |
華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)は8日、同社が展開するノートパソコン(PC)ブランド「MateBook(メイトブック)」シリーズにおいて、2in1モデルの「HUAWEI MateBook E」(以下、MateBook E)、14インチタッチパネル対応ミドルモデルの「HUAWEI MateBook 14 2022」(以下、MateBook 14)、14インチフルビューディスプレイ搭載のエントリーモデル「HUAWEI MateBook D 14 2022」(以下、MateBook D 14)と、デスクトップモニターブランド「MateView(メイトビュー)」シリーズから4Kモニター「HUAWEI MateView 28 Standard Edition」(以下、MateView 28 SE)の合計4製品を3月18日(金)に発売すると発表した。
販売価格はいずれもオープンながら市場想定価格(金額は税込み)は、
・MateBook E Core i5モデル(Smart Magnetic Keyboard同梱):139,800円
・MateBook E Core i3 モデル(Smart Magnetic Keyboard別売): 88,800円
・MateBook 14 16GBモデル:164,800円
・MateBook 14 8GBモデル:144,800円
・MateBook D 14:129,800円
・MateView 28 SE:79,800円
となっている。発売に先立ち、現在は予約を受け付けている。
本記事では、事前にメディア向けに開催された「新製品説明会&体験会」での写真や動画を交えながら各製品を紹介していく。
■MateBook E
2in1のタブレットPCのMateBook Eは、ファーウェイのノートPCとしては初めて有機ELディスプレイを採用したモデル。第11世代インテルCore i5モデル(型番:DRC-W58)と第11世代インテルCore i3モデル(型番:DRC-W38)をラインナップする。
Core i5モデルにはキーボード(HUAWEI Smart Magnetic Keyboard)を付属するが、Core i3モデルには付属しない。また、OSはいずれもWindows11 Home 64bitだが、Core i3モデルはセキュリティを高めるSモード対応となっている。Sモードについてはマイクロソフトのサポートページで詳細の確認ができる。
HUAWEI Smart Magnetic Keyboardに設置した状態の正面
別売りのHUAWEI M-Pencil (第2世代)はMateBook Eの側面にセット可能
正面に向かって右側面
MateBook Eを手で持ったところ
MateBook Eの背面
MateBook Eの上部側面(画像=上)、下部側面(画像=下)
MateBook Eの左側面(画像=上)、右側面(画像=下)
HUAWEI Smart Magnetic Keyboardとの設置部分
本体サイズは約286.5(幅)×184.7(縦)×7.99(厚さ)mm、バッテリーを含む重要は約709g、約12.6インチの有機ELディスプレイを搭載。ディスプレイの仕様は、画面占有率が90%、アスペクト比が16:10、解像度が2560×1600、最大輝度が通常モードで400nit(標準値)、HBMモードで600nit(標準値)、コントラスト比が1,000,000 : 1 、視野角が上下左右:80°、10点マルチタッチおよびアクティブスタイラスペンに対応している。
ディスプレイは、狭額縁で美しい映像表現、Windows 11における直感的な操作を実現するマルチタッチなどが特徴。映像だけでなく4つのスピーカー(クアッドスピーカー)を搭載し、「HUAWEI SOUND オーディオ効果」によって没入感が得られる立体音響や重低音を楽しむことができる。
内蔵メモリは8GB、内蔵ストレージはCore i5モデルが256GB、Core i3モデルが126GB。搭載するカメラはアウトカメラが1300万画素、インカメラが800万画素、インターフェースはUSB Type-C×1(Thunderbolt 4、充電、データ転送、ディスプレイポートに対応)、3.5mmヘッドセットジャック(CTIA規格)×1を搭載する。
Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)/ax(Wi-Fi 6)、Bluetoothはバージョン5.1に対応する。本体のカラーバリエーションはネビュラグレーの1色展開。
家電量販店ではエディオン、上新電機、ビックカメラがWebのみ、ノジマとヤマダデンキはWebと一部店舗、その他ヨドバシカメラなどで、ECサイトではAmazon.co.jpおよびHUAWEI STORE(ファーウェイオンラインストア)で取り扱われる。
MateBook Eのスペック表
S-MAX:ファーウェイ・ジャパン(Huawei Japan)新製品説明会 2 in 1ノートパソコン「MateBook E」【プレゼン】
■MateBook 14
タッチパネル対応14インチディスプレイを搭載したミドルモデルのMateBook 14は、内蔵メモリが16GBモデル(型番:KLVD-WFH9)と8GBモデル(型番:KLVD-WDH9)をラインナップする。
メタルボディを採用
開いた状態
ディスプレイの特徴
3本指によるタッチ操作で簡単にスクショが撮れる
本体サイズは約307.5(幅)×223.8(縦)×15.9(厚さ)mm、重量は約1.49kg、約14インチのディスプレイは、画面占有率が90%、アスペクト比が3:2、解像度が2160×1440、輝度が300nits (標準値)、コントラスト比が1500 : 1、視野角が178°、10点マルチタッチおよびファーウェイの指ジェスチャーのスクリーンショット機能に対応したIPSタイプの液晶パネルを搭載している。
Fn+Pによる切り替え操作
キーボードの「Fn+P」を押すことで、スタンダードモードとパフォーマンスモードの切り替えが可能。デフォルト(初期値)はスタンダードモードに設定されており、CPU負荷が大きい作業などパフォーマンスを向上させたい場合に簡単に切り替えることが可能。ただし、パフォーマンスモードはACアダプタによる電源供給がされている状態で有効にでき、パフォーマンス向上による発熱が発生する場合もあることに注意が必要。
プロセッサーと内蔵メモリ、内蔵ストレージ
側面のインターフェース
指紋認証一体型の電源ボタンを搭載
ポップアップ式のカメラを搭載
MateBook 14の主な特徴
OSはWindows11 Home 64bit、第11世代インテル Core i5-1135G7プロセッサーを搭載、内蔵メモリーは前述の通り16GBモデルと8GBモデルを用意し、いずれも内蔵ストレージは512GBのSSDを搭載している。
本体側面のインターフェースはUSB-C×1(データ転送、充電、 ディスプレイポート)、USB-A 3.2 Gen1×2、HDMI×1、3.5mmヘッドホンジャック×1を備えている。また、MateBookとしてはお馴染みの指紋認証一体型の電源ボタンやポップアップ式のカメラも搭載されている。
Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)/ax(Wi-Fi 6)、Bluetoothはバージョン5.1に対応する。本体のカラーバリエーションはスペースグレーの1色展開。
家電量販店では上新電機、ノジマ、ビックカメラがWebのみ、エディオンとヤマダデンキはWebと一部店舗、その他ヨドバシカメラなどで、ECサイトではAmazon.co.jpおよびHUAWEI STORE(ファーウェイオンラインストア)で取り扱われる。
MateBook 14のスペック表
S-MAX:ファーウェイ・ジャパン(Huawei Japan)新製品説明会「MateBook 14」「MateBook D 14」【プレゼン】
■MateBook D 14
14インチディスプレイを採用したMateBook D 14(型番:NbD-WDH9)は、OSにWindows11 Home 64bitを、第11世代インテル Core i5-1135G7プロセッサー、8GB内蔵メモリー、SSD512GB内蔵ストレージを搭載したエントリーモデル。
国内向けとしては、これまで15インチタイプの「MateBook D 15」がラインナップされていたが、今回は14インチタイプが用意された。
開いた状態の正面
天板部分。アルミボディを採用
本体正面に向かって左側面(画像=上)、右側面(画像=下)
本体サイズは約322.5(幅)×214.8(縦)×15.9(厚さ)mm、重量は約1.38kg、本体側面のインターフェースはUSB-C×1、USB-A 3.2 Gen1×1、USB-A 2.0×1、HDMI×1、3.5mmヘッドホンジャック×1を備えている。
約14インチのディスプレイは、画面占有率が84%、アスペクト比が16 : 9、解像度が1920×1080、輝度が250nits (標準値)、コントラスト比が800 : 1、視野角が178°のIPSタイプの液晶パネルを搭載している。
ディスプレイの特徴
ヒンジ角度は180°
先に紹介したMateBook 14と大きくは変わらない製品で、基本スペックとしては内蔵メモリーの16GBモデルがなく、8GBモデルのみのラインナップとなっている。
特筆する点としてはディスプレイ周りの仕様が大きく異なる。MateBook 14ではアスペクト比が3:2と正方形に近い形状で縦方向の情報量を多く表示できる。一方でMateBook D 14は、ノートPCでは一般的なアスペクト比とされている16:9と横に長いタイプを採用している。
解像度はMateBook 14が2160×1440、MateBook D 14が1920×1080と低くなっており、他にも輝度やコントラスト比もMateBook 14に比べるとやや下がっている。
また、タッチパネル非対応と、180°までディスプレイがオープンするヒンジの仕様がMateBook 14と大きく異なる点だ。
プロセッサーと内蔵メモリ、内蔵ストレージ
Fn+Pによる切り替え操作
指紋認証一体型の電源ボタンを搭載
キーボード部分。ポップアップ式のカメラを搭載
MateBook 14同様、キーボードの「Fn+P」押下によるスタンダードモードとパフォーマンスモードの切り替えも可能。また、指紋認証一体型の電源ボタンやポップアップ式のカメラも搭載している。
Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)/ax(Wi-Fi 6)、Bluetoothはバージョン5.1に対応する。本体のカラーバリエーションもスペースグレーの1色展開。
家電量販店では上新電機、ノジマ、ビックカメラ、ヤマダデンキがWebのみ、エディオンはWebと一部店舗、その他ヨドバシカメラなどで、ECサイトではAmazon.co.jpおよびHUAWEI STORE(ファーウェイオンラインストア)で取り扱われる。
MateBook D 14のスペック表
S-MAX:ファーウェイ・ジャパン(Huawei Japan)新製品説明会「MateBook 14」「MateBook D 14」【プレゼン】
■MateView 28 SE
ディスプレイの特徴
ディスプレイの特徴
MateView 28 SEの正面
MateView 28 SEの背面
背面に搭載されているインターフェース
側面に搭載されているインターフェース
正面に向かって右側面(画像=左)、左側面(画像=右)
MateView 28 SEは、前モデルの「HUAWEI MateView(ワイヤレス接続モデル)」(以下、MateView)からワイヤレス投影、Bluetooth、NFCなどの一部機能を搭載せず価格を抑えた製品。ワイヤレス関連以外のスペックは前モデルのMateViewとほぼ同等。HUAWEI STOREにおける販売価格は、MateViewが89,800円、MateView 28 SEが79,800円と1万円安い設定となっている。本体のカラーバリエーションはミスティックシルバーのみ。
ディスプレイのサイズは約28.2インチ、画面占有率は94%、アスペクト比は3:2、解像度は3840×2560、輝度は500nits、コントラスト比は1200:1、リフレッシュレートは60Hz、色域は98%DCI-P3(標準)/100%sRGBをカバー、最大表示色は10億7000万、視野角は178°、非光沢のIPS液晶を搭載している。
Amazon.co.jpおよびHUAWEI STORE(ファーウェイオンラインストア)のECサイトでのみ取り扱われる。
MateView 28 SEのスペック表
S-MAX:ファーウェイ・ジャパン(Huawei Japan)新製品説明会 28.2インチ4Kディスプレイ「MateView Standard Edition」【プレゼン・質疑応答】
■HUAWEI Super Device
最後に、各製品を連携して様々な機能を提供する「HUAWEI Super Device(ファーウェイ・スーパー・デバイス)」(以下、Super Device)についても簡単に紹介する。
スマートフォン(スマホ)とPCを連携させる「OneHop(ワンホップ)」という機能を2018年から提供をはじめたファーウェイは、2020年にPC、タブレット、スマホを連携させた「Multi-screen Collaboration(マルチスクリーンコラボレーション)」という機能の提供をはじめ、今回様々なファーウェイ製のデバイスと連携を可能にしたSuper Deviceを提供開始する。
Super Deviceの画面表示例
PC&タブレットの機能
ワイヤレスイヤホンやキーボード、マウスも簡単に接続可能
スマホの画面をMateBookシリーズに3画面まで表示させ、ノートPCで操作をすることが可能な他、タブレットやワイヤレス接続モデルのMateViewでは、ノートPCの画面を表示するミラーリングが利用できる。また、ノートPCとタブレット間ではファイルの共有も可能。ワイヤレスイヤホンやキーボード、マウスはSuper Deviceの画面表示で直感的な操作で接続できる。
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・ファーウェイ・ジャパン: Huawei Japan
(引用元:livedoor news)