植えるだけで何もしない土壌機能回復術!ソニーコンピュータサイエンス研究所が六本木ヒルズで協生農法…

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ソニーコンピュータサイエンス研究所は、森ビルが運営する六本木ヒルズの屋上庭園を舞台に、2019 年11月より都市空間における協生農法に関する実証実験を開始する。

■土地を耕さず、肥料や農薬も一切使わずに土壌を再生
協生農法とは、生産性と環境破壊のトレードオフからの脱却を目指した新しい農法。多種多様な植物を混生・密生させることで、土地を耕さず、また肥料や農薬も一切使わずに、植物本来の特性を活かして生態系を構築し、土壌の機能を回復します。食料生産だけでなく、環境や健康に与える影響までも包括的に考慮した立体的な生態系の活用法であることが特長だ。人間活動が加わることによって自然状態を超えて生物多様性・機能が高まった状態は「拡張生態系」と呼ばれ、学術的に定式化されている。

今回の実験では、2015 年から行われている西アフリカでの実証実験をはじめ、今までに露地栽培で得た知見などを元に、協生農法の導入と拡張生態系の実装を建物の屋上にて行う。具体的には六本木ヒルズけやき坂コンプレックスの屋上庭園に、3 パターンの異なる土壌を用意した特別なプランター5 個を設置。プランターには、野菜・果樹を中?に周囲に 100 種に上る植物種を配置し、生育状態の変化を観察する。プランター以外にも六本木ヒルズの屋上庭園の土壌に直に植えた露地栽培型には 200 種ほどの有用植物を配置する。

■実験概要
期 間: 2019 年11月〜2022 年3月
場 所: 六本木ヒルズ
主 催: ソニーコンピュータサイエンス研究所
協 力: 森ビル、シネコカルチャー
内 容: 協生農法が屋上庭園において実現可能かを検証し、また、生物多様性の相互作用と生態系の物質循環を学習するための「協生理論学習キット」の開発を行う。

■ソニーコンピュータサイエンス研究所

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(引用元:livedoor news)

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