1日放送、MBS「戦え!スポーツ内閣」で、MCの武井壮が阪神タイガースで活躍している近本光司の走りに賛辞を寄せた。
1日の広島東洋カープとの試合で、先輩・赤星憲広に並ぶ12試合連続安打を達成し、さらに1試合で3盗塁を決めるなど、獅子奮迅の活躍を見せた近本。2日もヒットを放ったドラフト1位ルーキーは、赤星を抜く13試合連続安打の球団新記録を樹立した。
当初から盗塁王と新人王を目指すと公言する近本。阪神OBの狩野恵輔氏は、近本がつねに考えながら野球をしていると解説する。試合前のティーバッティングでも考え抜いており、だからこそ「見栄えは良くない」としつつ、練習よりも確実に試合でより良いスイングをしていると称賛した。
また、陸上・十種競技の元日本王者である武井は、近本の走り方は「脚のエネルギーをあまり大きく使わない」と指摘。「年間を通して走ってもケガをしにくい」「練習などで力を抜いてもほかより速く走れる走り方をしているので、追い込まれずにキープできる。心配ないと思う」とたたえる。
専門家としての武井の解説が分からないとの声もスタジオからは上がったが、狩野氏は近本本人が聞けば「めちゃくちゃ喜ぶと思う」と述べた。
1日の試合後にヒーローインタビューをした近本は、番組の取材で「まさか令和元年で一番最初にできると思っていなかった」とコメント。「つねにそういうこと(ヒーローインタビュー)をイメージしながらやっているが、本当にできるとは思っていなかったのでよかった」と喜んだ。
さらに、近本は「令和元年なりたての阪神タイガースは借金ゼロなので、たぶん、いけます。優勝できます。大丈夫です」と、笑顔で意気込みを語った。
VTRが終わると、武井は「ぜひ今度、深夜に大阪の街でダッシュしましょう」とコメント。同じくMCのブラックマヨネーズ・小杉竜一から「やめて。あかん」と突っ込まれた。
(引用元:livedoor news)