使いやすいから買いやすい?!新しいarrows Beってどんなスマホなの? |
NTTドコモは「2018年夏モデル」としての毎月の利用料から1,500円(税別)が割り引かれる「docomo with」対象の富士通コネクテッドテクノロジーズ(以下、FCNT)製スマートフォン(スマホ)「arrows Be F-04K」を5月25日に発売した。
全国の家電量販手やECサイトのPOSデータを集計したBCNランキング(2018年07月16日〜07月22日)によると、1位から3位には各キャリアのアップルの「iPhone 8」、その下にはファーウェイの「HUAWEI P20 lite」、「HUAWEI nova lite 2」などが並び、ハイエンド機として検討しているのがシャープのSoftBank向け「AQUOS R2(型番:706SH)」だ。
また、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia XZ1」など昨年発売モデルもトップテンに入っており、数で集計すると購入しやすい価格および割引施策対応機種が売れ筋となっているようだ。ちなみに上位3位のiPhone 8は64GBモデルで、256GBモデルは20位以下であり、同じ5月に発売となった「Xperia XZ2」および「Galaxy S9」も数では下位となってしまっている。
こうしたハイエンド機よりも数が出ているのが前述したarrows Be F-04Kである。今回はこのarrows Be F-04KについてFCNTが発売に合わせて5月23日に行った「新商品・新CM発表会」におけるプレゼンテーションを中心に同社の事業方針や新製品のarrows Be F-04Kについて紹介していく。
今年4月から新しい体制となった富士通コネクテッドテクノロジーズ(以下、FCNT)について同社 代表取締役社長の高田克美氏は「スマートフォンおよび携帯電話を製造しているマザー工場ジャパンEMソリューションズ(JEMS)とFCNTはポラリス・キャピタル・グループ様から新たに支援を頂いて、この事業の発展・強化をめざす」と話し、より経営を強固なものとし事業の拡大をめざす。
FCNTが持つプロダクト分野でのコアテクノロジーとしてユニバーサルデザイン領域での見やすさ・聞きやすさ・使いやすさ、そしてセキュリティーとしてフィーチャーフォン(従来型携帯電話、いわゆる「ガラケー」)の時代から生体認証に取り組んでおり、指紋認証や虹彩認証などをいち早く搭載している。
スマホを長期で使うニーズが高まっていることから、堅牢耐久性も重要な要素であると話す。とくに、防水防塵に関してはFCNTの全ての端末が対応していることがコンセプトであるとし、今後も継続する大事な機能であると説明した。
5月に発売したarrows Be F-04Kももちろんそのコンセプトを踏襲し、米国国防総省の調達基準であるMIL規格23項目準拠するタフネススマホである。
田氏はこうしたコンセプトは当たり前と言わんばかりに製品の特徴についてまずはカメラであると切り出した。「ミドルレンジの製品でも夜景など撮りたいシーンを逃したくないのは変わりません」と話し、独自調査によるスマホのカメラの不満点として、暗所で綺麗に撮れないことが一番多いというデータを示す。
そこでデジタル一眼にも採用されているAF技術を用いた「Dual PDセンサー」を搭載し、暗いところでも高い精度で速いピント合わせを可能とした。
さらに、イメージセンサーの受光面積が前モデルから56%拡大、レンズのF値もF2.0からF1.9へ明るくしたことでレンズを光が通る量が10%アップし、暗いところでも満足いく写真が撮れるような工夫を盛り込んでいると説明。
動画撮影にも指で囲んだ部分にズームアップする新機能「Live Auto Zoom」を盛り込んだ。デジタルズームの場合は中心部分を拡大するわけでが、Live Auto Zoomなら被写体を指で囲むとその被写体が中心に来るようズームし続けるというもの。
【arrows Beの機能を動画で紹介】
動画リンク:https://youtu.be/GGE7ATxfGKo
このLive Auto Zoomは、SNSや動画配信サイトなどでのリッチなコンテンツ利用への需要に対してアピールしている。これらのarrows Be F-04Kの機能を上記動画でも紹介しておく。
続いて「洗えるスマホ」をarrows Be F-04Kの特徴として説明した。富士通が得意とする防水・防塵性能をさらに丁寧に構造設計し泡ハンドソープで洗うことを可能とした。
日常利用するスマホは洗うことがないため、思っている以上に汚れている。利用シーンとしてはアウトドアで使うこともあれば、料理中に使うこともある。さらには子どもも触ることも多い。
そこで新しいarrows Be F-04Kでは、普段使うものだからこそこうした目に見えない汚れに対するものとして、洗えるスマホを提案している。防水性能があれば水洗いも可能だが、水洗いだけでは脂や菌などは落とすことができないとし、ハンドソープを使用することが効果的であると説明した。
最後に、堅牢性ということでスマートフォンの画面割れについて取り上げた。FCNT製スマホの上位モデルなどに採用されている「割れにくいスマホ」コンセプトを継承する。こういった割れにくいスマホについてはarrows Be F-04KのCMでも強くアピールされている。
【富士通 arrows 割れない刑事「取調室篇」60秒】
動画リンク:https://youtu.be/e0ix0TaRaBk
ポケットに取り出したときや車から降りようとしたときなど、不意にスマホを落としてしまうことがある。田氏は最近のスマホはこの程度で割れることが少なくなってきているとした上で「厳しい試験を繰り返し行い、割れにくいと言うからには、お客様に認めて頂かなければいけない」と話した。
割れにくいスマホの基本構造となる「SOLID SHIELD」構造をarrows Be F-04Kでも採用し、ガラスに対する強い負荷となる曲げに対する強度を前モデルから15%アップさせている。
強度だけではなく、落下時に画面が直接地面に触れないよう上端と下端に0.3mmのフチを立てた画面保護フレームを採用している。さらに落下時の衝撃を分散するようにコーナーを分散させるなどの工夫もなされている。
【「arrows Be F-04K」の新商品発表会、泡ハンドソープで洗うデモンストレーションを動画で紹介】
動画リンク:https://youtu.be/NXZGqL0AVh8
スマホ選びは、ハイスペックやゲーミング、ディスプレイサイズ、カメラなどデバイスの特性を重視するユーザーも多いが、日常的に使うものとしてそこまでを要求しないユーザーも多い。そこで重要なのは価格でありdocomo withのような施策だ。arrows Beはまさにそのターゲットに向けた製品であり、製品作りのコンセプトも普段使いを重視することで満足度を上げている。
スペック重視のユーザーからはその良さが理解されないかも知れないが、両親や親戚などフィーチャーフォンからの乗り換えや、電話やメールがメインという使い方なら、こうしたスマホがあることを知識として入れておけば役立つことがあるのではないだろうか。
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(引用元:livedoor news)
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