Appleが収集した個人情報を確認できる「データとプライバシー」ページを公開!EUのデータ保護ガイドライ…

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iPhoneやiPad、Mac、iTunesなどで収集した個人情報が自分でチェック可能に!


Appleは23日(現地時間)、同社の製品やサービスなどを利用している場合に同社が収集した個人情報について公式Webサイトにて確認できるページ「データとプライバシー」( https://privacy.apple.com )を公開しています。

Apple IDでログインすると、Apple IDに紐付けられた個人情報をダウンロードできるようになり、同日よりヨーロッパから順次利用でき、今後数カ月以内に全世界で提供される予定です。

確認したいデータをチェックして申し込むと、1週間以内にデータを取得できるようになり次第、Appleから通知が届くのでダウンロードしてチェックできます。なお、2週間後にはデータが自動的に削除されるとのこと。

従来、Appleは収集した個人情報が利用者本人のものだとしつつも内容を自由に取得できるようにはしておらず、サポートなどに個別にメールなどで連絡することデータの確認に対応していました。

これに対し、EU(欧州連合)が5月25日より施行するデータ保護に関するガイドライン「General Data Protection Regulation(GDPR)」に伴って今回の対応を実施し、まずはEU加盟国やアイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイスにて提供されます。

確認できる内容は以下の通り。なお、iCloud Driveのファイルやメール、写真についてはファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があるとのことなのでご注意ください。

・App Store、iTunes Store、iBooks Store、Apple Musicの履歴
・Apple IDアカウントとデバイス情報
・Apple Online Storeと販売店での購入履歴
・AppleCareのサポートや修理依頼などの履歴
・Game Centerの利用履歴
・iCloudのブックマークとリーディングリスト
・iCloudのカレンダーとリマインダー
・iCloudの連絡先
・iCloudのメモ
・マップでの問題報告
・iCloudのメール
・iCloudの写真
・iCloud Driveのファイル
・Appleからの案内メール購読やダウンロードなどの履歴
・その他のデータ


日本ではまだログインしてもApple IDの確認・変更やApple Storeの注文状況のみ

事前にメールにてAppleが収集した個人情報を確認したという2010年からiPhoneユーザーだというZack Whittaker氏は「思ったより情報が少ない」という感想を述べており、これはAppleが主にハードウェアメーカーであり、FacebookやGoogleのような広告ビジネスをしていないからと紹介していました。

一方でAppleから送られてきたデータがExcelの20枚超のシートで、容量は5MBだったということで、iCloudやFaceTime、iTunesあたりは使っているようですが、メールのログは11KBですし、あまりヘビーに各サービスを使っていないのかもしれません。

どちらにしてもこういったどんな情報を収集してるのかが確認できるのは良いことのように思われます。なお、Appleでは収集したデータのうちで「Siri」や「Maps」などは匿名化しているということです。

記事執筆:memn0ck

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・Apple(日本)
・I asked Apple for all my data. Here's what was sent back | ZDNet

(引用元:livedoor news)

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