「自分の本当に信じてるものを進めて」アカデミー賞受賞の辻一弘氏が若者に助言

20

20日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)で、メイクアップアーティストで現代美術家の辻一弘氏が夢や進路に迷う若者にメッセージを送った。

辻氏は、2012年に映画界から引退し、美術彫刻に活動の場を移していた。しかし、俳優のゲイリー・オールドマンから依頼を受け、映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」で特殊メイクを担当することに。その出来栄えが評価され、第90回米アカデミー賞のメイクアップ&ヘアスタイリング賞を日本人初で受賞した。本映画は30日から公開される。

番組では、辻氏がアカデミー賞の受賞者だけが、手にできるオスカー像を持参しゲスト出演。これまで歩んできた道のりや、辻氏がゲイリーに施した特殊メイクなどについて迫った。

タレントのウエンツ瑛士が「夢に向かえない若者がいるとしたら、辻さんが送るアドバイスはどういうものですか?」と尋ねると、辻氏は「僕の考えとしては、他人の意見を聞かないで、自分の本当に信じてるものをどんどん進めていかないと、将来後悔する」とメッセージを発した。

MCの加藤浩次は「他人の意見を聞かないほうがいいですか?」と辻氏に質問。辻氏は「(自分の心は他人には)分からないです。誰が何を言おうと。親でも兄弟でも分からないと思います」と断言。さらに、「自分の心は自分にしか分からないと思う。それをちゃんと理解して、将来につなげていかないと、うまくいかないと思う」「(自分のやりたいことをしないと) 後でね、悩んだりするんですよね」と夢に対する持論を展開した。

最後に辻氏は「続けることですね。よく言うのは10年続ける」「後は海外で、できれば生活を。1カ月でもいいので。日本は狭いので、ほかの国での経験をしないと世の中見えてこない」と、若者へのアドバイスを送っていた。

【関連記事】
・アカデミー賞の封筒にまつわる秘話…情報漏えいを防ぐ数々の対策
・「審査員がバカだ」ビートたけしがカンヌ映画祭めぐり20年越しの怒り
・羽生結弦への国民栄誉賞案に小籔千豊が異論「3連覇したときに…」

(引用元:livedoor news)

0

20 コメント

Comments are closed.