吉永小百合が20代の頃に抱えていた苦悩…故・渥美清さんからの言葉が支えに

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6日放送の「マツコの知らない世界」(TBS系)で、女優の吉永小百合が、かつて故・渥美清さんから掛けられ感銘を受けた言葉を明かした。

番組では、「マツコの知らない 吉永小百合の世界」と題して、ゲスト出演した吉永が、自身にまつわるさまざまなエピソードを披露した。

番組後半、吉永は「今だから語れる 吉永小百合の苦悩と結婚」というテーマの中で、自身が27歳の頃に、過労とストレスで声が出なくなってしまったことを明かした。かすれた声でなんとか仕事をこなしていたそうだが「自分としてはとても恥ずかしくてつらかった」と、当時を振り返る。

そんな苦悩を抱えながらも、吉永は1972年に公開された映画「男はつらいよ 柴又慕情」で、マドンナ役を演じていた。あるとき、渥美さんからアフリカの大地で、夜空の星を見上げたという話を聞いた際、「役者なんてものは定めのないもので、1年先の仕事が決まっているようじゃダメなんだよ」と、声を掛けられたのだとか。

当時、多忙で心に余裕がなかったという吉永は、渥美さんの言葉に心を打たれたそうで「とにかく1回人間にならなきゃいけない」「まず人間らしい生活をしよう」と決意したというのだ。

その後、吉永は自身を励ましてくれていたテレビプロデューサーと結婚することに。1年ほど俳優業を休み、体や心の回復を図っていたという。

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(引用元:livedoor news)

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