12日放送の「ひるおび!」(TBS系)で、弁護士の八代英輝氏が、北朝鮮・金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹である与正(ヨジュン)氏の訪韓を巡る、韓国・文在寅(ムン・ジェイン)政権の対応を批判した。
番組では、与正氏の韓国に対する「ほほえみ外交」の実態を取り上げた。
9日、韓国・平昌(ピョンチャン)オリンピックの開会式の出席するため、与正氏が初訪韓。国賓として迎えられた与正氏は、歓待に笑顔を浮かべて和やかに応じた。しかし、自国の立場を表明する機会の際には、韓国と対等な立場であるかのように振る舞っていたそうだ。11日深夜に与正氏は帰国したが、3日の間で韓国側から核問題の話題を切り出すことはなかったという。
スタジオでは八代氏が、国際社会が北朝鮮の非核化について言及している以上、今回できなかったかもしれないが、非核化を大前提として両国首脳は会談に臨むべきではないかと指摘する。
続けて「(北朝鮮の所有する)ICBMの問題も議論しないということで棚上げにして、仲の良さだけをアピールしていくと、文在寅大統領が訪朝するようなことになったしても、果たしてその問題を持ち出せるのか」と疑問を述べ、文政権の先行きに「袋小路に立たされつつあるんじゃないかなと心配になった」と懸念を示した。
その後八代氏は、与正氏を国賓として迎えたことについて「韓国が情けないなと思った」と批判。北朝鮮内で序列25位の与正氏を序列通りに扱わない韓国政権に「『韓国は文明国家と言っても独裁国家をそのまま正面から認める国なのか?』って(諸外国から)見られる」と痛烈な見解を述べていた。
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(引用元:livedoor news)
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