鉄拳がパラパラ漫画で再ブレークしたきっかけ 近くで支えてくれた妻の存在

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30日放送の「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系)で、芸人でイラストレーターの鉄拳が、パラパラ漫画での再ブレークを果たしたきっかけを明かした。

番組では「鉄拳 まさかの超ビックリ大逆転!」と題して、鉄拳がパラパラ漫画で再びブレークするきっかけになったというエピソードを再現ドラマで紹介した。

2010年、お笑いの仕事が激減した鉄拳は、すでに30代後半。妻に芸人を辞めることについて尋ねると、「あなたがそれでいいなら、私はいいよ」と受け入れてくれたとか。

ひとまず故郷の長野県でイラストの仕事を始め、あとは事務所を辞めるだけというとき、マネジャーから、カラオケ映像用のパラパラ漫画の仕事を持ちかけられる。実は、スケジュールの都合で他の芸人が断った仕事のピンチヒッターだったそう。

しかし、鉄拳は最後の仕事だと思いながら、初めてのパラパラ漫画を手掛けた。そして完成した「俺ら東京さ行ぐだ(鉄拳ver.)」が配信されると、運よくテレビ関係者の目に止まった。番組の企画用にパラパラ漫画を依頼された鉄拳だったが、その内容は「お笑いではなく、人とのつながりや夫婦の愛。『絆』をテーマに描いていただきたい」というものだった。

鉄拳は街の人々に声をかけ、家族との絆について聞き込みを続けたそう。そうして2011年にできた、人の出会いと一生を終えるまでを描いたパラパラ漫画「絆」は、どんなときでも寄り添ってくれていた妻の支えに気付いた作品でもあるという。

その後、2012年には代表作「振り子」が生まれ、英国のロックバンドMUSEのPVにも使用され大反響を呼び、現在もパラパラ漫画制作の依頼が後を絶たないのだそう。

VTR後のスタジオトークでは、司会の笑福亭鶴瓶が「『芸は人なり』って言うけど、鉄拳がいい奴だから」「人間が出てる」と大絶賛した。

番組エンディングでは、鶴瓶が鉄拳の妻を改めて絶賛。中居正広が「いい人なのかな?再現VTRだからじゃなくて?」「本当にあんなできた人なのか…」と悪態をつくと、鶴瓶は中居の胸ぐらをつかむ仕草でツッコミを入れて、笑いを誘っていた。

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(引用元:livedoor news)

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