「事故の拡大解釈に」元女性市議が体験した議会の妊娠への対応

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26日深夜放送の「NEWSな2人」(TBS系)で、元浦安市議の岡野純子氏が、女性議員の妊娠が“事故扱い”とされた過去を明かした。

番組では、若手議員ら5人をゲストに招き、知られざる議会の実態や不満などについてトークを展開。岡野氏は「政治家は赤ちゃん産んじゃダメ? 育休制度を設けるべき!」と主張したのだ。

岡野氏は、市議時代に妊娠をしたが、これが“浦安市議会史上初めて”のことだったそう。また、市議の行動規則などを定めた当時の「議会会議規則」には、議会を休むための理由が「事故」しかなかったというのだ。岡野氏が妊娠を欠席理由にしたいと相談したところ、事務局からは「それは事故の拡大解釈にしてくれ」と言われたという。

だが岡野氏は「そんなことをすると若い女性が議員になろうとならない」との思いから、妊娠した議員が休む制度を整えるように要望したとのことだった。現在は出産も欠席理由として認められるようになったそう。一方で岡野氏によると、子どもを預けられる環境が整っている地方議会の割合は、全国で「1パーセントぐらい」だと推測する。

この話題に現役高校生タレント・井上咲楽が、議会がある期間を避けて計画的に出産をすべきではないかと意見する。井上の指摘に岡野氏は、子どもを生むことは「最高の人権の1個」だとして、議員という理由で制限されるべきではないという考えを示していた。

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(引用元:livedoor news)

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