17日、漫画家の江川達也氏が自身のFacebook上で、2017年のノーベル平和賞を受賞したNGO団体「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」の日本政府批判に、痛烈な皮肉を述べていた。
江川氏は、ニュースネットワーク「TBS NEWS」が16日に公開したネット記事を引用しつつ、自身の考えを明かしたのだ。
記事によると、ICANのベアトリス・フィン事務局長は訪問先の広島で市民団体との集会に参加。その席で、「日本政府が核抑止力を信じている限り、核兵器による脅威は続いていく。このままでは核保有国と核の傘の下にいる国が核兵器が使われる状況に近づけることになる」と、日本政府の姿勢を批判。世界で唯一の核被爆国である日本は「核兵器禁止条約に参加する道義的責任がある」と持論を展開していたという。
江川氏は「フィンさんは、核保有国に他の国の1万倍の時間を割いて強く非核を訴える道義的責任がある」「なのに、核保有国でない国に時間を割いてどうする?」と、核を保有していない日本に核兵器禁止条約への参加を要求するICANに苦言を呈する。核兵器を保有するアメリカ、ロシア、中国、北朝鮮などに訴えるべきだというのだ。
その上で江川氏は、「自分のこと棚に上げて正義を振りかざして他人を非難するって気持ちいいから、やめられないよね」と、日本政府を批判するICANに痛烈な皮肉をつづっていた。
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(引用元:livedoor news)
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