22日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で、元プロ野球選手の長嶋一茂が、日本相撲協会の研修内容に痛烈な指摘をした。
番組では、いまだに鎮火しない角界問題に関連し、21日に日本相撲協会が両国国技館で開催した研修会の話題を取り上げた。
研修会は、時津風部屋の力士が暴行死した事件などを契機に、2008年から始まったものだそう。八角理事長は今回の事件を踏まえ、力士の間で暴力事件が起きた場合は、当事者の師匠は協会に連絡する義務があると研修会の席上で指導したという。
番組は2008年の研修会の様子をVTRで紹介。内容は「信号は青信号になってから渡りましょう」など、普段の力士の振る舞いについて注意を促していた。VTR後、長嶋は「これはどうなの? 逆効果を生むんじゃないの?」と指摘する。
長嶋によると、成人した力士たちに「青信号を渡りましょう」と指導することで、力士たちから「そんな幼稚なことをなんで俺らに言うんだ!?」と反発をされる可能性があるというのだ。
現役時代の長嶋も「反社会勢力の根絶」をテーマにした研修会に出席した際に、幼稚な話を聞かされたとか。長嶋は「そこで(生まれる)温度感が、プレイヤー側と管理側で結構ギャップがあるわけ!」と語り、日本相撲協会の研修会の映像を「ギャップを広げたビデオのように見えた」と辛辣な指摘をしていた。
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(引用元:livedoor news)
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