八角理事長の指導力を相撲評論家が疑問視「効き目はそんなにない」

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30日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で、相撲評論家で東京相撲記者クラブ会友の山崎正氏が、日本相撲協会・八角理事長の指導力を疑問視した。

番組では横綱・日馬富士の引退会見に関連し、暴力事件の再発防止策が話題に。角界の暴力事件といえば、2007年、時津風部屋に所属していた17歳の力士が親方にビール瓶で殴られた他、兄弟子の「かわいがり」を受けて死亡する事件がある。当時の相撲協会は報告書に「稽古の内外を問わず、力士に対する暴力を根絶する」と記載する事態となった。

コメンテーターの薬丸裕英は、今回の問題について「相撲協会が(2007年の事件から)リスタートしてなかった」と批判する。また、八角理事長が被害者である貴ノ岩に聴取できないことにも「不思議でならないっすよね」と疑問を呈した。

山崎氏は、角界関係者が「暴力はいけない」と理解していても、根絶ができないのが体質だと指摘する。続けて「『思い切った方策を』と言っても、八角理事長も訓話しても、それはそのときだけで…」「効き目はそんなにないと思います」と断言。八角理事長の指導力不足を示唆する発言に、スタジオに驚きの声が上がっていた。

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(引用元:livedoor news)

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