27日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)で、コラムニストのマツコ・デラックスが、前地方創生担当大臣・山本幸三氏の自らの失言に対する弁明を問題視した。
番組では「山本幸三前地方創生担当大臣 また失言」と題し、スポーツニッポンの記事を取り上げた。記事によると、山本氏が衆議院議員・三原朝彦氏のアフリカ支援活動について「なんであんな黒いのが好きなんだ」と発言していたことがわかったという。
25日の自民党会合で、山本氏は「アフリカを表す“黒い大陸”ということが念頭にあり、とっさに出た」「人種差別の観点は全くない。表現が誤解を招くということであれば、撤回したい」と記者団に説明している。
MCのふかわりょうが、マツコにコメントを求めると「『全く人種差別の観点がない』って、言ってることが大問題な気がする」と指摘したのだ。
マツコは、日常会話で差別的な言葉を使っていた時代もあったとしたうえで「(山本氏が)本当に、差別意識がないのかもしれない」と一定の理解を示した。しかし「それが問題」「自分が全く他意なく言ってることが、それが差別に繋がるっていう感覚がないんであるならば『もはやそういう人は、この時代の政治家には不向きなんですよ』っていうことを、言っていることに気づいていない」と山本氏の言動は、今の時代にはそぐわないという見方で問題視した。
そんなマツコは、山本氏の今後について「地元の方々に任せて、私達にはどうすることもできませんから、ホント」と、苦笑交じりに語っていた。
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(引用元:livedoor news)