東名高速死亡事故 容疑者の父親と勘違いされた男性がデマ被害を告白

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19日放送の「直撃LIVE! グッディ」(フジテレビ系)に、東名高速道路で夫婦死亡事故を誘発したとして逮捕された石橋和歩容疑者の父とみなされた男性が出演し、インターネットのデマ情報で受けた被害を語った。

番組では、石橋容疑者に対してネットユーザーの怒りが過熱し、見ず知らずの他人が実父とみなされれ中傷被害にあった騒動を特集。石橋容疑者が逮捕されたときに公開されたわずかな情報から、何者かが建築会社を営む男性を実父であると誤った断定をし、ネット上の匿名掲示板に会社情報を投稿したという。

男性は顔を出さない形で番組の取材に応え、デマ情報で受けた恐怖を語った。デマ情報が拡散してから中傷の電話が鳴り止まなかったという。いくら関係性を否定しても、相手は信じるどころか罵声を浴びせてきたそう。さらに、自宅周辺に不審な車が現れるなど、身の危険を感じて娘の学校を休ませたこともあるとか。

地元の警察に相談しても「相手がいないものに対して立件が難しい」などと言われ、力になってくれなかったと明かした男性。それ以降、男性は無数にある匿名掲示板に削除要請を出し続けているという。

最後に、男性は「ネットというか、SNS自体を…もう許せないと思った」と怒りをあらわにし、デマ情報に巻き込まれたら「(警察に相談しても)ほとんどの方が泣き寝入り」「(中傷が)鎮火して行くのを待っていて、鎮火したら『それでおしまい』という状態」だと嘆いていた。

司会の安藤優子が「デマ中のデマ。こんなことやられたらたまったもんじゃない」と嘆けば、教育評論家の尾木直樹氏は「削除請求をしたりとかそういう作業も大事だけど、やっぱりネットリテラシーというのを学校だけじゃなく家庭でも、徹底していかないといけない」と、教育の必要性を唱えていた。

(引用元:livedoor news)

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