11日放送の「とくダネ!」(フジテレビ系)で、小倉智昭が、バランスの取れた選挙報道をする意図に、痛烈な発言を飛ばした。
第48回衆議院選挙は10日公示となり、全国の小選挙区と比例代表を合わせて1180名の立候補者が選挙戦に入った。番組では、各党党首が訴える政策を吟味していた。その中で、デーブ・スペクターの発言を皮切りに、選挙報道のあり方の話題になった。
小倉は、「(選挙を)放送する側も、得票数の多い政党も、得票数が本当に少なくて、立候補者も少ない政党も同じ時間だけ露出させなければいけないっていう…」と、公平性を加味したテレビの選挙報道に言及する。続けて、共同通信社論説委員の柿崎明二氏に、新聞における報道について尋ねた。
柿崎氏は、新聞の場合もすべての政党を網羅することは同じとしつつ、編集権は新聞社にある明言。各政党、同じだけ露出をさせる必要はないとした。だが、「メディア政治」が言われる昨今、いずれかの政党に焦点を当てることは、その政党の仕組んだ作戦に乗っかることを意味することにもなるという。そのため、公平性の観点ではなく、「どこの政党の手にも乗らないぞ」というメッセージを発する意図で、どの政党も同じ時間だけ露出させることはひとつの手段であるとした。
こうした見解を聞くと、小倉は笑いながら「それだったら、(テレビは選挙を)放送しなけりゃいいじゃん!」と言い放ち、周囲を苦笑させていた。小倉の意見には、笠井信輔アナウンサーが投票率を上げるためには放送が必要であるとの反論をしていた。
(引用元:livedoor news)
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