25日に閉幕した韓国・平昌オリンピックで、日本は冬季五輪では過去最多の13個のメダルに輝いた。今回は、そんな競技者たちが身につけていたり、食べていたりと話題となった愛用品の品々の状況をまとめてみた。
■赤いサイロ
「そだねーJAPAN」ことカーリング女子日本代表は、この競技で史上初となる銅メダルを獲得。熱戦を繰り広げるなかハーフタイムに選手たちが食べるチーズケーキ「赤いサイロ」に注目が集まった。
同ケーキは、北海道北見市に本店を構える清月の人気商品。女子代表の活動拠点でもある地元菓子だ。選手たちの「おやつタイム」に映り込んだ「赤いサイロ」がネットで話題になったのを機に人気が沸騰、全国から注文が相次いだ。同社によると予選リーグがあった、17日時点で「通常の倍以上の注文をいただいております」とコメントしていた。
さらにオリンピックが終了した現在では、「発送までに少なくとも3ヶ月以上お時間頂戴しております」(同社HPより)とさらなる反響を呼んでいる。
■オークリー「アイウェア」
スノーボード男子ハーフパイプにおいて、平野歩夢が銀メダルに輝いたのをはじめ、スピードスケート女子500メートル競技では小平奈緒が優勝した。そんな彼ら冬競技の選手にとって欠かせないのがサングラスやゴーグルといった「アイウェア」である。
選手たちを支えたスポーツブランド「オークリー」によると、小平が着用していたサングラス(Flak 2.0)については「4年前のソチ五輪のときよりも倍以上のお問い合わせ(がある)」とのこと。在庫がなくなり入荷時期も未定だという。また、平野のゴーグル(LINE MINER)の注文数も顕著だということで在庫切れが続いている。だが同社によると現在、補填に向けて稼働している。
■TAOネックレス
フィギュアスケート男子で銀メダルを獲得した宇野昌磨の胸元で輝いていた磁気ネックレスも反響を呼んでいる。販売元のコラントッテのホームページによると広範囲に磁気が働きかけて、首や肩の血行改善に効果が見込めるそう。
宇野はコラントッテとアドバイザリー契約を結んでおり、ホームページの紹介文で、宇野は「(ネックレスは)安心感をもたらしてくれます」とコメントするほど信頼を寄せている。
今回の五輪出場を受けて、さらに注目が集まったようだ。同社によると、ネックレスの売上本数は前月比の2,5倍に上ったとのこと。購入層はアスリートに携わるユーザーだけでなく、肩こり予防も期待できるとされており、女性からの支持も厚いそうだ。
■カロリー消費を促す高性能マスク
宇野と同じくフィギュアスケート男子で活躍した羽生結弦。66年ぶりに連覇を達成した羽生が使用していたマスク「bo-biカロリー(2018年モデル)」をめぐっては、かねてより話題になっていた。
最初に注目されたのは、2015年に開催された世界選手権。当時は前身モデルの日の丸のロゴが入れられた「ピッタリッチマスク」を羽生が着用し大きな反響を呼んだ。そこから話題を集め、今回、羽生が金メダルを獲得してからは「bo-biマスク」の注文が殺到しているそうだ。すでに在庫がなく入荷も未定だという。
同マスクを開発した愛知県のくればぁ・社長の中河原毅社長によると、同マスクは1月30日に発売されわずか1カ月で2000人が入荷待ちの状況だとか。購入者は一般層だけでなく、アスリートが1割程度。また、カロリー消費を促せる効果が見込めることから、ダイエット目的に購入する女性が6割ほど占めるそう。
さらに宮城県出身の羽生が、東日本大震災における被災地への復興に尽力していることもあり、同社では恩返しの意味も込めて被災地へ寄付金を送ったという。また、初夏には宮城県を中心に社員旅行も計画しているそうで、中河原社長は「感謝の意を込めて(被災地に)貢献したい」と語っていた。
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(引用元:livedoor news)
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