4日、フジテレビ「ジャンクSPORTS」では、「家族SP」としてプロボクサー・井上尚弥と井上拓真が兄弟揃ってゲスト出演。誕生日もクリスマスも祝ったことがないという驚きの幼少時代を語った。
まずは昨年末、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチでヨアン・ボワイヨを一蹴した尚弥は、「物足りないですね」とキッパリ。その上で「去年の年末は統一戦を希望してて、他団体のチャンピオンとの対戦を希望していたんですけど、皆、受けてくれないんです」と不満顔を浮かべつつ、「今年からはバンタム級に階級を上げて再スタートしよう」と展望を語った。
すると尚弥は、父・真吾氏が定めたという2つの禁止事項を紹介。まず語ったのは「誕生日、クリスマスを祝ってもらったことが記憶の中ではない」というもので、12月26日が誕生日の拓真も「両方(祝ってもらったことが)ないですね」と続く。
さらに、「記憶の中では、サンタさんは2年生で終わってます」と付け加えた尚弥は、父を指し「無茶苦茶怖いんで、あの人」と苦笑い。それでもVTRで登場した父は、「(子供の)メンタル鍛えるため?」という質問に「そういうのでは全然ない」と否定すると、「たまたまというか、あまり(イベントを)意識しないんですよ、自分。誕生日だからそういうの用意してやらなきゃとかって」と話した。
また真吾氏が「尚弥が『何か欲しいんだけど』って言えば、それが必要であれば買ってあげたと思うし」などと話すや、井上兄弟は「無茶苦茶損してるじゃないですか」と声を荒げるも、冷静になった尚弥は「欲しくても(父が)言えない空気作ってます」と振り返った。
その他にも、兄弟によるスパーリングを禁止していたという真吾氏。その理由について、尚弥が「練習じゃなくて兄弟喧嘩なんですよ。何回かやりましたけど、全部が全部(父に)怒鳴られて怒って終わりました」と説明すると、「一発でも多く当てたくなっちゃう。もらうと腹立つ。そうすると感情剥き出しのケンカになっちゃう。たまに頭突きとかしますから」と明かした。
(引用元:livedoor news)
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