「本当に底知れない」 栗山英樹監督が力説するバッター・大谷翔平

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23日、NHK「クローズアップ現代+」では「”二刀流”大リーグへ 大谷翔平の挑戦」として今季よりMLBロサンゼルス・エンゼルスでプレーする大谷を特集。北海道日本ハムファイターズ・栗山英樹監督がインタビューに応じ、大谷の「二刀流」について語っている。

「二刀流を続けてもらうつもり」と語っているエンゼルスのビリー・エプラーGMは、大谷が二刀流を続けることができるよう登板間隔を中6日で検討しているほか、同番組のカメラには「疲れを溜めさせない」「投打の練習時間の確保」「コミュニケーションを取る」「客観的データを用いて状態の把握」などと4つの方針を明かす。

栗山監督も、そんな二刀流に対するエンゼルスの”本気度”について、「エプラーGMとも(大谷の入団が)決まってから会いましたけど僕は本気度を感じました」と切り出すと、「いいチームを選んだと思う」と言葉を続けた。

また中6日の起用法については、「ファイターズがやった形というのは、すごくアメリカのチームも勉強して下さっている。1回投げて登板の間に3回くらいバッターをするとかそういう感じなんだろう」と前置きした栗山監督は、「僕は、あれだけ試合が続くんであれば、(大谷は)バッターを多めにいっておいて、その合間にうまくピッチャーを入れながらだんだんピッチャーのほうに慣れていって」といった持論も。

続けて、「スイマセン、一ファンとして言ってますけど」と笑ったが、「バッター、大谷翔平というのは本当に底知れない」としみじみ。「二刀流は通用するか?」と訊かれれば、「できるかできないかではない。やるかやらないかっていうだけ。日本で二刀流やった時も、追随を許さないピッチャーになるだろう、日本の絶対的な4番を突出するだろうっていう能力があったので我々も二刀流をやっただけの話しであって、絶対的な力がないと2つなんてできるわけもない」と力説、その上で「アメリカに行ってもそれがあると信じている」と語った。

その他にも、23歳での移籍を決断した大谷は、あと2年待って25歳になればさらに大型の契約も見込めたが、栗山監督は「まだ急激にノビシロがある状態で行く。そのノビシロがある状態ではやく世界に向かわなければ世界一の選手にはならない」とキッパリ。「日本である程度、自分の力を出せば結果が出るところで野球をやるのと、ものすごい人達に対して努力しなきゃいけないのでは人間どうしても取り組み方が違ってしまう」と話した。

(引用元:livedoor news)

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