5日放送、日本テレビ「news zero」では、キャスターの有働由美子が卓球の伊藤美誠にインタビュー。NGなしの直球質問に思わず赤面する場面も見られた。
「美しい心、誠意を持つ人になってほしい」。そんな想いから「美誠」と名づけられたという伊藤。だが、実際は「やっぱり勝負事をしているので、美しい心を持っているか分からない」と話す。
伊藤は「少しでも性格が悪い人のほうが強い」とコメント。「結構二重人格」と、卓球をしている時と私生活では性格が違うと明かした。「卓球の時の性格をそのまま私生活で出してしまうと嫌われる」からだ。
18歳と青春真っ盛りの伊藤。だが、この春で卒業した高校では、周囲の恋愛にも関心を持たず、卓球に没頭してきた。混合ダブルスでコンビを組む森薗政崇についても、「ないですねって言っちゃったらあれだけど…私はないかな」と、交際の可能性はまったくないと笑う。
有働から「一番好きな人」を聞かれると、俳優を「かっこいい」と思うこともあるとしたうえで、伊藤は「女の子のほうが好きっていうか…」と驚きの回答。「真凜ちゃんとか見るとメロメロしちゃう」と、フィギュアスケートの本田真凜との仲の良さを語った。
本田を見ていると「おじさん目線になっちゃう」という伊藤は、「かわいいし、サバサバしていて、性格がすごく合う」「一緒にいるだけで楽しい」とコメント。有働から恋人のようだと指摘されると、「本当にやばいです」と思わず赤面した。
全日本選手権で優勝し、世界選手権の団体でMVPを受賞した昨年は、「一番楽しかった」という伊藤。ただ「その年があったのは、2017年のおかげ」ともいう。一昨年の伊藤は、全日本選手権で5回戦敗退、世界選手権シングルスで4回戦敗退に終わっている。
伊藤は「苦しい1年間を乗り越えたから、次の年には楽しい、明るい1年が待っていた」とコメント。楽しかったのは2018年だが、感謝するのは2017年だと話すと、有働は「18歳の言葉とは思えない」と感心した。
だからこそ、次にまた苦しい時が来ても「大丈夫」という伊藤は、「今年も来年も突っ走っていきたい」「もう悪い年はない」とコメント。「後のことを考えていたら、目の前のことを取れないので、優勝して笑顔で表彰台に上りたい」と、2020年の東京五輪に向けて意気込んだ。
(引用元:livedoor news)