10日放送、フジテレビ「S-PARK」に、体操男子の内村航平がVTR出演。平昌五輪で金メダル連覇を成し遂げた羽生結弦への驚きを語った。
羽生は2017年11月、五輪の3カ月前という直前に右足首じん帯損傷という重傷を負った。同時期の同年10月、左足首じん帯損傷と同様のケガを負っていた内村は、「これはすぐに治らないから『ヤバイんじゃないか』」と心配したという。
だが、羽生は五輪のショートプラグラムで見事に復活を果たした。内村は「見ていて意味が分からなかった」「『普通にやってますやん』っていうのが一言目」と、驚がくしたと明かす。
演技後、羽生は「僕は五輪を知っている」と口にしたが、内村は「そのとおりですよ」と笑顔。「僕も3回出ていますけど、言えないですよね」「確実に勝つための何かなんて絶対ないし」と述べた。
完璧な演技を目指す内村が大切にするのは、日々の練習の積み重ね。だが、その信条を覆したのが、羽生の演技だったのだ。
内村は「同じ採点競技で、ミスが許されない。(本番に向けた過程を)積んでいかなきゃいけない舞台なのに、3カ月で何をしたんだろう」「謎でしかない」と振り返る。
だからこそ、内村はショートプラグラムの時点で「これは獲るな」と、羽生の金メダル獲得を確信していたという。「まとってらっしゃいました。何かを。『練習を積んできました』っていうオーラというより、金メダルを獲るためのオーラをまとってきましたっていう演技だった。すさまじかった」。
内村は「これが本物だよなって改めて知れたし、自分もまたこういう風にならなきゃいけないって、あの姿を見て思いました」と、自身も東京五輪に向けて羽生を刺激にしたいと意気込んだ。
(引用元:livedoor news)
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