松岡修造氏、イップス乗り越えた錦織圭を勝手に改名 「名前変えさせてもらうわ。錦織タフって」

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24日放送、テレビ朝日「報道ステーション」では、スポーツキャスターの松岡修造氏が、テニスの錦織圭の2018年を振り返った。

負傷で半年プレーできなかった錦織は、3月時点で世界ランク39位まで下がった。だが、8月以降に右肩上がり。最終的には9位とトップテン入りを果たしている。

松岡氏がターニングポイントに挙げたのは、9月の全米オープン準々決勝のチリッチ戦。バックハンドが冴えた一戦だ。だが、バックが強くなったきっかけは、フォアが打てなかったからだった。

手首の痛みで満足にフォアを打てなかったという錦織は「こんなに初めてショットが入らなくなるんだ」「若干こうイップスみたいなところが…。人生初めてでした」と明かす。

この告白に驚いた松岡氏は「テニスではほとんどない。抜け出すことなんかまずできない状況」と、いかに厳しい状況だったかを強調。そのうえで、錦織がバックハンドやフットワークを強化することで乗り越えていったと解説する。

もう一つ、松岡氏が指摘したのが、ガッツポーズの多さだ。

「今までの自分にないくらいのミスだったり、むちゃくちゃ落ち込んだり、試合中にメンタルが崩れてしまったり…すごかったので。ネガティブが」という錦織は、「なるべくポジティブに持っていこうというふうに、どんどん気持ちを盛り上げていって」、意識的にガッツポーズをするようになった。

すると、「自然とプレーも良くなって、1つや2つのミスで後悔しなかったり、くじけなかったり」と、事態が好転。錦織は試合中も意識して「つねに自分の良いところ」を見るようになった。イップスという壁をぶち破った錦織を、松岡氏は称賛する。

2019年、一番大切にしたい思いを聞かれると、錦織は「タフさというのはすごく大事」と回答。ジョコビッチを例に挙げ、「ああいう壁のようなタフさが自分には必要」と話す。

この返答に、松岡氏は「名前変えさせてもらうわ。錦織タフって」と本人を笑わせる。松岡節にはネットでも「吹いた」「ジワジワくる」といった声が上がった。

松岡氏は錦織が「心技体の中でも最終的に支えてくれるのは心だと教えてくれた」とコメント。2019年の壁も必ず乗り越えてくれるはずだとエールを送った。

(引用元:livedoor news)

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