古田敦也と松井稼頭央が選ぶ“平成のベストナイン” それぞれ自分も選出

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21日放送、BS朝日「スポーツクロス」に、今年でプロ野球選手を引退した松井稼頭央が出演。MCの古田敦也とともに“平成のベストナイン”を選んだ。

平成最後のシーズンで現役を引退した松井と、平成元年のドラフトでプロ入りした古田。それぞれプロ野球史に名を残した名プレーヤーたちは、どのようなメンバーをチョイスしたのだろうか。

9選手のうち、両者のチョイスが違ったのは2人だけだった。同じだった7選手は以下のとおりだ。

一塁手:カブレラ
二塁手:山田哲人
遊撃手:松井稼頭央
外野手:イチロー、松井秀喜、柳田悠岐
捕手:古田敦也

松井は自らを選んだ理由について「この中に入っていたい」とコメント。一方の古田は「阿部(慎之助)って書いて『いやいや古田さんでしょ』『そうかな〜』っていう、この小芝居が嫌かなって思って。胸を張って」自分を選んだと説明した。

古田は「守るほうでは記録(通算盗塁阻止率)を持ってますし、2000本(安打)も打ちましたし、まあいいんじゃないですか」「守るほうで負けたなってやつはあんまりいない」と自画自賛。打撃に優れた阿部慎之助やメジャーにも行った城島健司を称賛したうえで、「阿部は途中からファーストになったし、城島は早うにやめたし、最後まで粘ったのはオレかな」と続けた。

意見が分かれたのは、三塁手と投手。まず三塁手について、古田は「サードはホームランを打たなきゃいけない」と、本塁打王6回の中村剛也をチョイスした。一方、松井は「一緒にやってきた年代なので思い出が強い」と、“いてまえ打線”の4番として活躍した中村紀洋を選んだ。

投手は、古田が2013年に開幕24連勝無敗のプロ野球記録をつくった田中将大を選択。「とてつもない記録をつくって、楽天を日本一にして、ヤンキースに行ってローテーションで投げてて、やっぱり彼でいいんじゃないかな」。

一方、松井は日米通算100勝100セーブ100ホールドを達成した上原浩治を選び、「こんなに速いまっすぐは見たことがない」「対戦して速かった」と賛辞を寄せた。

大半が同じ選手を選び、外野手に至っては3人とも同じだが、古田は「素人には奇をてらっていろんなことを書く人がいるんですよ。専門家になるとだいたいこうなりますよね」とコメント。そのうえで、「平成に限られなかったら、お互い忖度が入ってきます」と、歴代ベストナインの選出だったら、先輩たちに配慮しなければいけないと笑った。

なお、打順はそれぞれ以下のように組んでいる。

古田:イチロー、松井(稼)、柳田、松井(秀)、山田、カブレラ、中村(剛)、古田、田中
松井:イチロー、柳田、山田、松井(秀)、カブレラ、中村(紀)、古田、松井(稼)、上原

(引用元:livedoor news)

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