難民キャンプを初訪問した長谷部誠の想い 「夢を少しでもかなえてあげたい」

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27日放送、日本テレビ「news zero」では、フランクフルトに所属する元日本代表・長谷部誠(34)のピッチ外での活動を特集。ギリシャの難民キャンプを訪れた様子を報じた。

長谷部は今月、シーズン中にもかかわらず、シリアやイラクなどから逃れた約2000人が集まるギリシャ最大の難民キャンプを訪れた。

日頃ドイツで暮らす長谷部は、「移民・難民の方々が道路上で寝たり、普段からそういう問題を身近に感じていて、少しでも日本の皆様に知っていただければという思いでここに来た」と明かす。

学習センターや難民家族の家を訪れた長谷部は、子どもたちとサッカーも。そこで「収集がつかない。ルールと規律がまだ植えつけられていない」と問題を指摘する。シュート練習の際も、順番を守れない子たちの間で割り込みやケンカが絶えず、見かねた長谷部が整列させる場面があった。

長谷部は「教育がしっかりしていないから、こういう状態になってしまう」「もちろん、ルールや規律、いろいろなものを学ぶと思うし、そういうものがまだ彼らにはまだ不足している」と話す。そのうえで、「やろうという意識とか、そういうものはあるから。うまい子もいるしね、結構」と期待も口にした。

東北の被災地に著書の印税などで幼稚園を建設し、今年5月にもエチオピアにはしかのワクチンを届けるなど、長谷部は子どもたちへの支援を継続的に行っている。

初めて難民キャンプを訪れた長谷部は「これからもこういう活動を継続していきたい」とコメント。「(難民の子どもたちが)夢を持っていることが大事」「そのためにはより良い環境が必要」とし、「彼らの夢を少しでもかなえてあげたい」と力強く語った。

VTRが終わると、MCの有働由美子は「すてきな想いですね」と感嘆。ゲストの落合陽一氏も「社会的な注目を使って社会貢献をする海外の人は結構いる。その中で日本人としてやっているのって、すごく素晴らしいと思う」と述べた。

(引用元:livedoor news)

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