10月31日、MBS「戦え!スポーツ内閣」に元フィギュアスケート選手の安藤美姫が出演。日本でのバッシングから海外に拠点を移したエピソードを明かした。
日本の女子フィギュアスケーターの多くと違い、体型に「凹凸」があったという安藤。10代半ばからホルモンのバランスが変わるなど、女性らしい体型になっていき、18歳のオリンピックのときにそのピークが来たという。
そこで、安藤は初めて食事制限を導入。朝食はおにぎり1個、昼食はブロッコリーとささみ、卵焼きと油を使わず、夕食もサラダに肉と炭水化物を抜くなど、徹底した食事管理を実践した。だが、それだけの生活を1年続けたにもかかわらず、「やっぱり(体型は)変わらない」。
迎えたトリノ・オリンピックで結果を出せず、安藤は激しいバッシングに苦しめられた。SNSがなかった当時、「メスブタ」「デブ」「日本の恥」「死ね」など手紙が送られてきたという。
結果を出せなかったことは分かっているとしつつ、安藤は「なんで知らない人からこんなことを言われて、こんなストレスためて食事制限したのに」と、「日本にいたくなくて海外に行った」と明かした。
安藤は「その後の人生がなくなってしまう場合もある。子どもができない体になってしまう(こともある)。あのとき頑張ったがために」とコメント。「だから、応援はすごくありがたいんですけど、私たちもスケーターになるために生まれてない。自分の人生があって生きているというのは忘れないで応援してほしい」と呼びかけた。
(引用元:livedoor news)
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